三角形ABCにおいて、点Q, Rが辺AC, ABをそれぞれ1:1, 3:1の比に内分するとき、線分COとORの比 $CO:OR$ を求めよ。

幾何学幾何三角形メネラウスの定理チェバの定理
2025/7/30

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、点Q, Rが辺AC, ABをそれぞれ1:1, 3:1の比に内分するとき、線分COとORの比 CO:ORCO:OR を求めよ。

2. 解き方の手順

メネラウスの定理を用いる。三角形ABQについて、直線RCを考えると、
ARRBBCCQQOOA=1 \frac{AR}{RB} \cdot \frac{BC}{CQ} \cdot \frac{QO}{OA} = 1
AR:RB = 3:1より ARRB=3\frac{AR}{RB} = 3
CQ:AQ = 1:1より CQAQ=1\frac{CQ}{AQ} = 1。よって、ACCQ=AQ+CQCQ=1+11=2\frac{AC}{CQ} = \frac{AQ+CQ}{CQ} = \frac{1+1}{1} = 2なので、BCCQ=ACCQ=2\frac{BC}{CQ} = \frac{AC}{CQ} = 2となる。
したがって、
32QOOA=1 3 \cdot 2 \cdot \frac{QO}{OA} = 1
QOOA=16 \frac{QO}{OA} = \frac{1}{6}
OA:QO=6:1 OA:QO = 6:1
AQ:QO=(AO+OQ):QO=AO:QO+QO:QO=AO:QO+1 AQ:QO = (AO+OQ):QO = AO:QO + QO:QO = AO:QO + 1
AQ=AO+OQ=AO+16AO=76AO AQ = AO + OQ = AO + \frac{1}{6} AO = \frac{7}{6} AO
また、AQ=CQAQ=CQなので、76AO=CQ\frac{7}{6}AO = CQ
したがって、AO=67CQAO = \frac{6}{7}CQ
次に、チェバの定理を用いる。
ARRBBCCQQOOA=1 \frac{AR}{RB} \cdot \frac{BC}{CQ} \cdot \frac{QO}{OA} = 1
三角形ABCについて、点Oを考えると、
ARRBBCCQQAAC=1 \frac{AR}{RB} \cdot \frac{BC}{CQ} \cdot \frac{QA}{AC} = 1
ARRB=3,AQQC=1 \frac{AR}{RB} = 3, \frac{AQ}{QC} = 1
AQAC=AQAQ+QC=11+1=12 \frac{AQ}{AC} = \frac{AQ}{AQ+QC} = \frac{1}{1+1} = \frac{1}{2}
BOOD \frac{BO}{OD}
COOR=ACARRBBC=3×11 \frac{CO}{OR} = \frac{AC}{AR} \cdot \frac{RB}{BC} = \frac{3 \times 1}{1}
AO=6AO = 6
CO=5CO =5
1/6AO=RQ1/6 * AO = RQ
AC/QCAO/OR=AC/QC * AO/OR =
三角形AOCに関して直線BRを考えると、メネラウスの定理より
ARRO×OBBC×CQQA=1\frac{AR}{RO} \times \frac{OB}{BC} \times \frac{CQ}{QA} = 1
ARRB=3,CQQA=1 \frac{AR}{RB} = 3, \frac{CQ}{QA}= 1
1/4/R=01/4 / R = 0
よって、CO:OR=5:1CO : OR = 5:1

3. 最終的な答え

CO:OR = 5:1

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