この問題は、チェバの定理とメネラウスの定理を利用して解くことができます。
(1) チェバの定理を用いる。
三角形ABCにおいて、線分AR、CQ、BP (Pは辺AC上の点) が一点で交わるとき、
QBAQ⋅RCBR⋅PACP=1 が成り立ちます。この問題では、線分ARと線分CQが点Oで交わっているので、BOとACの交点をPとすると、
QBAQ=13、RCBR=21 なので、 13⋅21⋅PACP=1 PACP=32 (2) メネラウスの定理を用いる。
三角形ABRにおいて、直線CQが辺AR, RB, BAとそれぞれ点O, R, Qで交わっているので、
QBAQ⋅CRBC⋅OARO=1 QBAQ=13、CRBC=23 なので、 13⋅23⋅OARO=1 OARO=92 ROOA=29 したがって、
AO:OR=9:2