* まず、円周角の定理を思い出す。円周角の定理とは、一つの弧に対する円周角は、その弧に対する中心角の半分であるという定理である。
* 今回の場合、∠ABCは弧ACに対する円周角である。一方、∠AOCは弧ACに対する中心角である。したがって、∠AOC=2×∠ABC=2×58∘=116∘である。 * 次に、三角形AOCに着目する。三角形AOCにおいて、OA=OCなので、AOCは二等辺三角形である。したがって、∠OAC=∠OCAである。 * また、三角形の内角の和は180∘なので、∠AOC+∠OAC+∠OCA=180∘である。 * ∠OAC=∠OCAなので、116∘+2∠OCA=180∘となる。 * これを解くと、2∠OCA=180∘−116∘=64∘となる。 * したがって、∠OCA=64∘/2=32∘となる。 * したがって、x=∠ACB=∠OCA=32∘である。