1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、点Q, Rがそれぞれ辺CA, ABを1:3に内分するとき、線分BPが辺ACと交わる点をPとします。PC:CBを求める問題です。
2. 解き方の手順
この問題はチェバの定理を利用して解きます。チェバの定理とは、三角形ABCにおいて、各辺上に点P, Q, Rがあり、AP, BQ, CRが一点で交わる(または平行である)とき、以下の関係が成り立つという定理です。
問題の図より、AR:RB = 1:3、CQ:QA = 3:1です。これらの値をチェバの定理に代入すると、
よって、BP = PCとなります。求めるのはPC:CBなので、CB=PC+BP=2PCとなります。ゆえに、PC:CB = PC:2PC = 1:2となります。
3. 最終的な答え
1:2