三角形ABCと点Pに対して、$2\overrightarrow{PA} + 3\overrightarrow{PB} + 4\overrightarrow{PC} = \vec{0}$ が成り立っている。 (1) $\overrightarrow{AP}$を$\overrightarrow{AB}, \overrightarrow{AC}$を用いて表す。 (2) $\overrightarrow{AP}$の延長とBCとの交点をDとするとき、BD:DC, AP:PDを求める。 (3) 面積比$\triangle PBC: \triangle PCA: \triangle PAB$を求める。
2025/7/30
1. 問題の内容
三角形ABCと点Pに対して、 が成り立っている。
(1) をを用いて表す。
(2) の延長とBCとの交点をDとするとき、BD:DC, AP:PDを求める。
(3) 面積比を求める。
2. 解き方の手順
(1)
より、
したがって、選択肢の3が答え。
(2)
とおくと、は実数。
ここで、点Dは直線BC上にあるので、
よって、
DはBCを4:3に内分するので、BD:DC = 4:3
したがって、AP:PD = 7:2
選択肢の1が答え。
(3)
において、BD:DC = 4:3なので、
また、AP:PD = 7:2なので、 かつ
したがって、
よって、
また、なので、
より、
ではない。
別解
この式は、
となる。
, ,
よって、
選択肢に存在しない
修正
とおく
すると、
3. 最終的な答え
(1) 3
(2) 1
(3) 6:4:3ではないので、選択肢になし。
だからおかしい。