放物線 $y = ax^2$ (①) と $y = \frac{1}{4}x^2$ (②) があり、点A(4, 8)は放物線①上にある。 (1) $a$ の値を求める。 (2) 点B, C, Dの座標を求める。点Bは、点Aを通りx軸に平行な直線と放物線①とのA以外の交点。点Cは、点Aを通りy軸に平行な直線と放物線②との交点。点Dは、線分ABをBの方向に延長した直線と放物線②との交点。 (3) 線分AC, ADの長さを求める。

幾何学放物線座標二次関数距離
2025/7/31
はい、承知いたしました。問題の解き方を説明します。

1. 問題の内容

放物線 y=ax2y = ax^2 (①) と y=14x2y = \frac{1}{4}x^2 (②) があり、点A(4, 8)は放物線①上にある。
(1) aa の値を求める。
(2) 点B, C, Dの座標を求める。点Bは、点Aを通りx軸に平行な直線と放物線①とのA以外の交点。点Cは、点Aを通りy軸に平行な直線と放物線②との交点。点Dは、線分ABをBの方向に延長した直線と放物線②との交点。
(3) 線分AC, ADの長さを求める。

2. 解き方の手順

(1) aa の値を求める。
点A(4, 8)が放物線① y=ax2y = ax^2 上にあるので、この座標を代入すると、
8=a428 = a \cdot 4^2
8=16a8 = 16a
a=816a = \frac{8}{16}
a=12a = \frac{1}{2}
(2) 点B, C, Dの座標を求める。
点Bの座標:
点Aを通りx軸に平行な直線は、y=8y = 8。この直線と放物線① y=12x2y = \frac{1}{2}x^2 の交点を求める。
8=12x28 = \frac{1}{2}x^2
x2=16x^2 = 16
x=±4x = \pm 4
点Aのx座標は4なので、点Bのx座標は-4。したがって、点Bの座標は (-4, 8)。
点Cの座標:
点Aを通りy軸に平行な直線は、x=4x = 4。この直線と放物線② y=14x2y = \frac{1}{4}x^2 の交点を求める。
y=1442y = \frac{1}{4} \cdot 4^2
y=1416y = \frac{1}{4} \cdot 16
y=4y = 4
したがって、点Cの座標は (4, 4)。
点Dの座標:
点Dは線分ABをBの方向に延長した直線と放物線②との交点である。線分ABを延長した直線は、x軸に平行な直線なので、y=8y=8 である。
y=14x2y = \frac{1}{4}x^2y=8y=8 を代入して、8=14x28 = \frac{1}{4}x^2
x2=32x^2 = 32
x=±32x = \pm \sqrt{32}
x=±42x = \pm 4\sqrt{2}
点Bのx座標は-4なので、点Dのx座標は 42-4\sqrt{2}。したがって、点Dの座標は (42,8)(-4\sqrt{2}, 8)
(3) 線分AC, ADの長さを求める。
線分ACの長さ:
点A(4, 8)と点C(4, 4)の距離を求める。x座標が等しいので、y座標の差の絶対値がACの長さ。
AC=84=4AC = |8 - 4| = 4
線分ADの長さ:
点A(4, 8)と点D(42-4\sqrt{2}, 8)の距離を求める。y座標が等しいので、x座標の差の絶対値がADの長さ。
AD=4(42)=4+42=4+42AD = |4 - (-4\sqrt{2})| = |4 + 4\sqrt{2}| = 4 + 4\sqrt{2}

3. 最終的な答え

(1) a=12a = \frac{1}{2}
(2) B(-4, 8), C(4, 4), D(42-4\sqrt{2}, 8)
(3) AC = 4, AD = 4+424 + 4\sqrt{2}

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