以下の4つの等式を証明する問題です。ただし、$a$、$A$ は定数です。 (1) $(\log |x + \sqrt{x^2 + A}|)' = \frac{1}{\sqrt{x^2 + A}}$ ($A \neq 0$) (2) $(\frac{1}{2a} \log |\frac{x - a}{x + a}|)' = \frac{1}{x^2 - a^2}$ ($a \neq 0$) (3) $\{\frac{1}{2} (x\sqrt{a^2 - x^2} + a^2 \sin^{-1} \frac{x}{a})\}' = \sqrt{a^2 - x^2}$ ($a > 0$) (4) $\{\frac{1}{2} (x\sqrt{x^2 + A} + A \log |x + \sqrt{x^2 + A}|)\}' = \sqrt{x^2 + A}$ ($A \neq 0$)
2025/7/30
わかりました。与えられた問題について、それぞれ証明します。
1. 問題の内容
以下の4つの等式を証明する問題です。ただし、、 は定数です。
(1) ()
(2) ()
(3) ()
(4) ()
2. 解き方の手順
各等式の左辺を微分し、右辺と一致することを示します。
(1)
合成関数の微分公式を用います。
とおくと、 です。
したがって、
(2)
は定数なので、 を計算します。
対数の性質より、
したがって、
よって、
(3)
は定数なので、 を計算します。
積の微分公式より、
したがって、
(4)
は定数なので、 を計算します。
積の微分公式より、
(1)の結果より、
したがって、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)