ハンバーガー店でハンバーガー(定価 $x$ 円)1つとサイドメニュー(定価 $y$ 円)2つを買うと820円になる。ある日、全商品が20%引きで売られており、ハンバーガー1つとサイドメニュー3つを買うと、通常のハンバーガー1つとサイドメニュー2つの合計金額より20円安くなった。ハンバーガーとサイドメニューの定価 $x, y$ を求める。

代数学連立方程式文章問題方程式割引
2025/7/30

1. 問題の内容

ハンバーガー店でハンバーガー(定価 xx 円)1つとサイドメニュー(定価 yy 円)2つを買うと820円になる。ある日、全商品が20%引きで売られており、ハンバーガー1つとサイドメニュー3つを買うと、通常のハンバーガー1つとサイドメニュー2つの合計金額より20円安くなった。ハンバーガーとサイドメニューの定価 x,yx, y を求める。

2. 解き方の手順

まず、通常の購入時の情報から方程式を立てる。
ハンバーガー1つ(xx 円)とサイドメニュー2つ(2y2y 円)で820円になるので、
x+2y=820x + 2y = 820
次に、20%引きの日の購入時の情報から方程式を立てる。
ハンバーガー1つ(xx 円)とサイドメニュー3つ(3y3y 円)を20%引きで購入するので、価格はそれぞれ 0.8x0.8x 円, 0.8y0.8y 円。
したがって、この日の合計金額は 0.8x+2.4y0.8x + 2.4y 円。
この日の合計金額は、通常のハンバーガー1つとサイドメニュー2つの合計金額より20円安いので、
0.8x+2.4y=820200.8x + 2.4y = 820 - 20
0.8x+2.4y=8000.8x + 2.4y = 800
連立方程式は次のようになる。
x+2y=820x + 2y = 820
0.8x+2.4y=8000.8x + 2.4y = 800
2番目の式を5倍して簡単にする。
4x+12y=40004x + 12y = 4000
これをさらに4で割ると
x+3y=1000x + 3y = 1000
したがって連立方程式は
x+2y=820x + 2y = 820
x+3y=1000x + 3y = 1000
2番目の式から1番目の式を引くと
(x+3y)(x+2y)=1000820(x + 3y) - (x + 2y) = 1000 - 820
y=180y = 180
y=180y = 180 を1番目の式に代入する。
x+2(180)=820x + 2(180) = 820
x+360=820x + 360 = 820
x=820360x = 820 - 360
x=460x = 460

3. 最終的な答え

ハンバーガーの定価: 460円
サイドメニューの定価: 180円

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