(1) 頂点が(-2, 7)で、点(1, -2)を通る場合
頂点の座標が与えられているので、2次関数をy=a(x+2)2+7 とおくことができます。この関数が点(1, -2)を通るので、代入して a を求めます。 −2=a(1+2)2+7 −2=9a+7 よって、2次関数はy=−(x+2)2+7=−(x2+4x+4)+7=−x2−4x+3となります。 (2) x=−1 を軸とし、2点(-2, -3), (1, 3)を通る場合 軸がx=−1なので、y=a(x+1)2+q とおくことができます。この関数が2点(-2, -3), (1, 3)を通るので、それぞれ代入します。 −3=a(−2+1)2+q=a+q 3=a(1+1)2+q=4a+q 連立方程式を解きます。
2式を引き算すると、
q=−3−a=−3−2=−5 よって、2次関数はy=2(x+1)2−5=2(x2+2x+1)−5=2x2+4x−3となります。 (3) 3点(-1, -8), (0, 1), (2, 1)を通る場合
2次関数をy=ax2+bx+c とおきます。3点を通るので、それぞれ代入します。 −8=a(−1)2+b(−1)+c=a−b+c 1=a(0)2+b(0)+c=c 1=a(2)2+b(2)+c=4a+2b+c a−b+1=−8 4a+2b+1=1 整理すると、
4a+2b=0 2式を足し合わせると、
b=−2a=−2(−3)=6 よって、2次関数はy=−3x2+6x+1となります。 (4) x軸と点 (-2, 0),(3, 0) で交わり, y軸と点(0, -3) で交わる場合
x軸との交点がx=−2,3なので、y=a(x+2)(x−3)とおけます。y軸との交点が(0, -3)なので代入します。 −3=a(0+2)(0−3)=−6a よって、2次関数はy=21(x+2)(x−3)=21(x2−x−6)=21x2−21x−3となります。