(1)
まず、三角形ABDにおいて余弦定理を用いることで、角BADを求める。
BD2=AB2+AD2−2AB⋅ADcos(BAD) 212=242+92−2⋅24⋅9cos(BAD) 441=576+81−432cos(BAD) 432cos(BAD)=576+81−441=216 cos(BAD)=432216=21 よって、∠BAD=60∘ (ウ) 次に、三角形ABDにおいて正弦定理を用いることで、円Oの半径Rを求める。
sin(BAD)BD=2R sin(60∘)21=2R 2321=2R 2R=342=3423=143 次に、BC=CDなので、角CBD=角CDBである。角BCD=2*角BAD=120°。よって、角CBD=(180-120)/2=30°。
角BAC=角BDC=30° (円周角の定理より)。 (イ)
次に、三角形BCDにおいて正弦定理を用いることで、BCを求める。
sin(CDB)BC=2R sin(30∘)BC=143 BC=143⋅sin(30∘)=143⋅21=73 (エ) (2)
CE⊥BDより、三角形BCEは直角三角形である。
∠CBE=xとすると、∠BCE=90∘−xである。 円に内接する四角形の対角の和は180°なので、∠BCD+∠BAD=180∘ ∠BCD+60∘=180∘ ∠BCD=120∘ また、∠CBD+∠CDB+∠BCD=180∘である。 BC=CDなので、∠CBD=∠CDB=(180∘−120∘)/2=30∘ ∠CBE=∠CBD+∠DBE ∠DBE=∠DAE。四角形ABCDは円に内接しているので、角BAD+角BCD=180°、角ABC+角ADC=180° ∠BCD=120∘ CE⊥BDなので、∠BEC=∠DEC=90∘ ∠CBE=60∘.(ア) CE=BCsin(∠CBE) CE=73sin(30)=73 CE=143 四角形CBEDの面積 = 三角形BCDの面積 + 三角形BDEの面積
三角形BCDの面積 = 21BC⋅CDsin(∠BCD)=21(73)2sin(120∘)=21⋅49⋅3⋅23=41473 三角形BDEの面積 = 21BD⋅CE=21⋅21⋅143=1473 四角形CBEDの面積 = 41473+1473=41473+5883=47353=1473.(ウ)