体積が $144 \text{cm}^3$ の円錐を、底面に平行な平面で切ったとき、底面の円の半径と切り口の円の半径の比が $2:1$ であった。上の部分の円錐の体積を求める問題です。
2025/4/5
1. 問題の内容
体積が の円錐を、底面に平行な平面で切ったとき、底面の円の半径と切り口の円の半径の比が であった。上の部分の円錐の体積を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、小さい円錐と大きい円錐は相似であり、相似比は半径の比に等しいので、 であることがわかります。
体積比は相似比の3乗に等しいので、小さい円錐と大きい円錐の体積比は となります。
大きい円錐の体積が なので、小さい円錐の体積を とすると、
という比例式が成り立ちます。
この比例式を解くと、 となり、 となります。