点A(-2, 0)からの距離と、点B(4, 0)からの距離の比が1:2である点Pの軌跡を求める問題です。

幾何学軌跡距離の公式座標平面
2025/7/30

1. 問題の内容

点A(-2, 0)からの距離と、点B(4, 0)からの距離の比が1:2である点Pの軌跡を求める問題です。

2. 解き方の手順

点Pの座標を(x,y)(x, y)とします。点Aと点Pの距離をAPAP、点Bと点Pの距離をBPBPとすると、AP:BP=1:2AP:BP = 1:2が成り立ちます。これは、2AP=BP2AP = BPと表すことができます。
距離の公式より、
AP=(x(2))2+(y0)2=(x+2)2+y2AP = \sqrt{(x - (-2))^2 + (y - 0)^2} = \sqrt{(x+2)^2 + y^2}
BP=(x4)2+(y0)2=(x4)2+y2BP = \sqrt{(x - 4)^2 + (y - 0)^2} = \sqrt{(x-4)^2 + y^2}
これらの式を2AP=BP2AP = BPに代入すると、
2(x+2)2+y2=(x4)2+y22\sqrt{(x+2)^2 + y^2} = \sqrt{(x-4)^2 + y^2}
両辺を2乗すると、
4((x+2)2+y2)=(x4)2+y24((x+2)^2 + y^2) = (x-4)^2 + y^2
4(x2+4x+4+y2)=x28x+16+y24(x^2 + 4x + 4 + y^2) = x^2 - 8x + 16 + y^2
4x2+16x+16+4y2=x28x+16+y24x^2 + 16x + 16 + 4y^2 = x^2 - 8x + 16 + y^2
3x2+24x+3y2=03x^2 + 24x + 3y^2 = 0
x2+8x+y2=0x^2 + 8x + y^2 = 0
平方完成をします。
(x2+8x+16)+y2=16(x^2 + 8x + 16) + y^2 = 16
(x+4)2+y2=42(x+4)^2 + y^2 = 4^2
これは中心が(-4, 0)、半径が4の円の方程式です。

3. 最終的な答え

(x+4)2+y2=16(x+4)^2 + y^2 = 16
中心(-4, 0), 半径4の円

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