直角三角形ABCにおいて、AB=2, BC=$\sqrt{3}$, AC=1のとき、sinCの値を求める。

幾何学三角比直角三角形sinピタゴラスの定理
2025/7/30

1. 問題の内容

直角三角形ABCにおいて、AB=2, BC=3\sqrt{3}, AC=1のとき、sinCの値を求める。

2. 解き方の手順

まず、どの角が直角であるかを確認します。ピタゴラスの定理 a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2 が成り立つか確認します。ここで、cc は斜辺です。
AC2+BC2=12+(3)2=1+3=4AC^2 + BC^2 = 1^2 + (\sqrt{3})^2 = 1 + 3 = 4
AB2=22=4AB^2 = 2^2 = 4
よって、AC2+BC2=AB2AC^2 + BC^2 = AB^2 が成り立つので、C\angle C は直角ではありません。
C\angle Cの対辺はABなので、AB=2AB=2
sinC=対辺斜辺\sin C = \frac{\text{対辺}}{\text{斜辺}}
ABを斜辺とするとAB=2AB = 2なのでC\angle Cに対する対辺はABではありません。直角三角形において、最も長い辺が斜辺なのでAB=2AB=2が斜辺になります。
AC2+BC2=AB2AC^2+BC^2=AB^2 より,C\angle Cは直角ではありません. C\angle Cの対辺がAB=2AB=2ということはあり得ません。斜辺はAB=2AB=2です。
AC2+BC2=AB2AC^2 + BC^2 = AB^2が成り立っているので、C\angle C は直角ではありません。C\angle Cは斜辺の対角なので、B\angle Bが直角です。
したがって,ABAB は斜辺で,BCBCC\angle C の隣辺,ACACC\angle C の対辺です。
sinC=対辺斜辺=ACAB=12\sin C = \frac{\text{対辺}}{\text{斜辺}} = \frac{AC}{AB} = \frac{1}{2}

3. 最終的な答え

12\frac{1}{2}

「幾何学」の関連問題

半径 $R$ の円に内接する四角形 $ABCD$ があり、$AB = 3$, $BC = CD = 1$, $AD = 2$ である。 (1) 対角線 $AC$ の長さを求める。 (2) 円の半径 $...

四角形内接トレミーの定理余弦定理正弦定理半径
2025/8/1

一辺の長さが2の正四面体ABCDがある。辺BCの中点をMとし、$\angle AMD = \theta$とする。頂点AからMDに下ろした垂線をANとする。 (1) $\cos\theta$の値を求めよ...

正四面体余弦定理空間図形三角比
2025/8/1

(1) $\pi < \theta < 2\pi$ かつ $\cos\theta = \frac{7}{25}$ であるとき、$\frac{\theta}{2}$ が第何象限にあるか、$\sin\fr...

三角関数半角の公式三角比角度
2025/8/1

一辺の長さが5の正四面体ABCDがあり、辺BCの中点をMとする。∠AMD = θとし、頂点AからMDに下ろした垂線をANとする。 (1) cosθの値を求める。 (2) ANの長さを求める。 (3) ...

正四面体余弦定理三平方の定理空間図形三角比
2025/8/1

三角形ABCにおいて、$AB = 8$, $AC = 5$, $\angle BAC = 60^\circ$である。三角形ABCの外接円をK、Kの中心をOとする。直線AOと辺BCの交点をDとし、直線A...

三角形外接円余弦定理正弦定理面積角度
2025/8/1

三角形ABCにおいて、$AB=8$, $AC=5$, $\angle BAC = 60^\circ$ である。三角形ABCの外接円をK、Kの中心をOとする。直線AOと辺BCの交点をDとし、直線AOとK...

三角形外接円余弦定理正弦定理面積角度
2025/8/1

三角形ABCにおいて、AB = 8, AC = 5, ∠BAC = 60°である。三角形ABCの外接円をK, その中心をOとする。直線AOと辺BCの交点をDとし、直線AOとKの交点のうちAでないものを...

三角形外接円余弦定理正弦定理面積角度メネラウスの定理
2025/8/1

三角形ABCにおいて、$AB=8$, $AC=5$, $\angle BAC = 60^\circ$である。三角形ABCの外接円をK、Kの中心をOとする。直線AOと辺BCの交点をDとし、直線AOとKの...

三角形外接円正弦定理余弦定理方べきの定理
2025/8/1

三角形ABCにおいて、角BDC = 70°、角BCA = 80°である。角ABCを求める問題。

三角形内角角度計算
2025/8/1

正三角形ABCの辺AB上に点D、辺BC上に点Eを取る。AEとCDの交点をFとする。∠AFD=60°であるとき、AE=CDとなることを証明せよ。

幾何正三角形合同角度証明
2025/8/1