四角形ABCDの面積を求める問題です。 (1)三角形ABCの面積を求めます。 (2)三角形ACDの面積を求めます。 (3)四角形ABCDの面積を求めます。

幾何学図形面積三角形四角形三角比余弦定理三平方の定理
2025/7/30

1. 問題の内容

四角形ABCDの面積を求める問題です。
(1)三角形ABCの面積を求めます。
(2)三角形ACDの面積を求めます。
(3)四角形ABCDの面積を求めます。

2. 解き方の手順

(1)三角形ABCの面積を求める
三角形ABCはAB=8, BC=8, 角ABC=60°なので、面積は
S=12×AB×BC×sinABCS = \frac{1}{2} \times AB \times BC \times \sin{ABC}
S=12×8×8×sin60S = \frac{1}{2} \times 8 \times 8 \times \sin{60^\circ}
sin60=32\sin{60^\circ} = \frac{\sqrt{3}}{2}
S=12×8×8×32=163S = \frac{1}{2} \times 8 \times 8 \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 16\sqrt{3}
(2)三角形ACDの面積を求める
三角形ACDは、角ADC=90°の直角三角形なので、ACの長さを求める。
三角形ABCにおいて、余弦定理より、
AC2=AB2+BC22×AB×BC×cos60AC^2 = AB^2 + BC^2 - 2 \times AB \times BC \times \cos{60^\circ}
AC2=82+822×8×8×12AC^2 = 8^2 + 8^2 - 2 \times 8 \times 8 \times \frac{1}{2}
AC2=64+6464=64AC^2 = 64 + 64 - 64 = 64
AC=8AC = 8
三角形ACDにおいて、三平方の定理より、
AC2=AD2+CD2AC^2 = AD^2 + CD^2
82=(43)2+CD28^2 = (4\sqrt{3})^2 + CD^2
64=16×3+CD264 = 16 \times 3 + CD^2
64=48+CD264 = 48 + CD^2
CD2=16CD^2 = 16
CD=4CD = 4
よって、三角形ACDの面積は
S=12×AD×CD=12×43×4=83S = \frac{1}{2} \times AD \times CD = \frac{1}{2} \times 4\sqrt{3} \times 4 = 8\sqrt{3}
(3)四角形ABCDの面積を求める
四角形ABCDの面積は、三角形ABCの面積と三角形ACDの面積の和なので、
163+83=24316\sqrt{3} + 8\sqrt{3} = 24\sqrt{3}

3. 最終的な答え

(1)三角形ABCの面積: 16316\sqrt{3}
(2)三角形ACDの面積: 838\sqrt{3}
(3)四角形ABCDの面積: 24324\sqrt{3}

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