三角形ABCにおいて、$a=10$, $A=120^\circ$, $B=45^\circ$のとき、$b$を求め、さらにこの三角形の外接円の半径$R$を求める問題です。

幾何学三角形正弦定理外接円三角比
2025/7/30

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=10a=10, A=120A=120^\circ, B=45B=45^\circのとき、bbを求め、さらにこの三角形の外接円の半径RRを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、bbの値を求めるために正弦定理を利用します。正弦定理は以下の式で表されます。
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
この問題では、aa, AA, BBが与えられているので、asinA=bsinB\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B}を用いてbbを求めることができます。
sin120=32\sin 120^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}
sin45=22\sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}
与えられた値を代入すると、
1032=b22\frac{10}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = \frac{b}{\frac{\sqrt{2}}{2}}
両辺に22\frac{\sqrt{2}}{2}をかけると、
b=10×2232=1023=1063b = \frac{10 \times \frac{\sqrt{2}}{2}}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = \frac{10 \sqrt{2}}{\sqrt{3}} = \frac{10 \sqrt{6}}{3}
次に、外接円の半径RRを求めます。正弦定理より、
2R=asinA2R = \frac{a}{\sin A}
a=10a=10, A=120A=120^\circを代入すると、
2R=10sin120=1032=203=20332R = \frac{10}{\sin 120^\circ} = \frac{10}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = \frac{20}{\sqrt{3}} = \frac{20\sqrt{3}}{3}
したがって、
R=1033R = \frac{10\sqrt{3}}{3}

3. 最終的な答え

b=1063b = \frac{10\sqrt{6}}{3}
R=1033R = \frac{10\sqrt{3}}{3}

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