(1)
正三角形の外接円の半径Rは R=3a (aは正三角形の一辺の長さ) で求められます。よって、一辺の長さが6の正三角形の外接円の半径は、 R=36=363=23 となります。 次に、BPとCPの長さを求めます。
正三角形の外接円の弧BC上に点Pを取り、AP = BP + CP が成り立つことを利用します。AP = 3√5が与えられているので、BP + CP = 3√5となります。
ここで、BP = xとおくと、CP = 3√5 - xとなります。
余弦定理を用いてBPとCPの長さを求めます。∠BAC = 60°なので、∠BPC = 120°です。
ΔBPCにおいて、余弦定理より
62=x2+(35−x)2−2x(35−x)cos120° 36=x2+45−65x+x2+x(35−x) 36=2x2+45−65x+35x−x2 0=x2−35x+9 これを解くと、x=235±(35)2−4⋅9=235±45−36=235±3 よって、BP = 235+3 のとき CP = 235−3 または、BP = 235−3 のとき CP = 235+3 (2)
一辺の長さが2√7の正三角形ABCの外接円K2を考え、K2の点Cを含まない弧AB上に点DをBD = 2となるように取る。
∠ADBについて、弧ABに対する円周角なので、∠ACB = 60°より、∠ADB = 60°です。
ΔABDにおいて、余弦定理より
AD2=AB2+BD2−2⋅AB⋅BD⋅cos∠ABD ここで、∠ABD = ∠ABC = 60°なので
AD2=(27)2+22−2⋅27⋅2⋅cos60° AD2=28+4−87⋅21 AD2=32−47 この値は整数にならないようなので、計算ミスがあるかもしれません。
正弦定理を利用してみます。ΔABDにおいて、sin∠ABDAD=sin∠BADBDなので、sin60°AD=sin∠BAD2 sin∠BAD=AD2sin60° AD2=4+28−4⋅27⋅21=32−47ではなさそうです。 ∠ADB = 120°の間違いでした。弧ABに対する円周角は120°です。
AD2=(27)2+22−2(27)(2)cos(120°)=28+4−87(−1/2)=32+47 AD2=32+47 より 計算があっていません。AD=4