問題は、三角形ABCにおいて、与えられた条件のもとで、線分の比や面積比、さらには円周角の定理などを利用して、様々な値を求めるものです。 (1) では、AD:DB = 3:4, AE:EC = 4:1 のとき、CF/BC, EF/DE を求めます。 (2) では、AG:GF=1:2, 点Fは辺BCを7:2に外分するとき、S(△ABC) = S, S(△AEF)= T として、T/S を求めます。 (3) では、AD:AE=3:4, BD:CE=2:1 のとき、BF/CF を求め、さらに、4点B,D,C,Fが一円周上にあるとき、AB/AC を求めます。
2025/8/1
1. 問題の内容
問題は、三角形ABCにおいて、与えられた条件のもとで、線分の比や面積比、さらには円周角の定理などを利用して、様々な値を求めるものです。
(1) では、AD:DB = 3:4, AE:EC = 4:1 のとき、CF/BC, EF/DE を求めます。
(2) では、AG:GF=1:2, 点Fは辺BCを7:2に外分するとき、S(△ABC) = S, S(△AEF)= T として、T/S を求めます。
(3) では、AD:AE=3:4, BD:CE=2:1 のとき、BF/CF を求め、さらに、4点B,D,C,Fが一円周上にあるとき、AB/AC を求めます。
2. 解き方の手順
(1)
* メネラウスの定理を△ABCと直線DFに適用します。
* より、
よって、
* 次に、 を求めます。
△ADEと直線BCFにメネラウスの定理を用いると
これは恒等式なので、 を求めるためにパップスの定理を使います
△ABCと△ADEで考えると
(3)
* メネラウスの定理を△ACEと直線BFDに適用します。
与えられた条件より、AD/AE = 3/4, BD/CE = 2/1
チェバの定理より、
3. 最終的な答え
(1) CF/BC = 3/13, EF/DE = 4/5
(3) BF/CF = 4/3