(4) 全体集合 $U = \{1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9\}$、部分集合 $A = \{1, 3, 5, 7, 8, 9\}$、部分集合 $B = \{2, 6, 8, 9\}$ について、$\overline{A} \cap B$ を求める。 (5) 2次関数 $y = x^2 - mx + m + 3$ の実数解の個数を $m$ の範囲から調べる。
2025/7/30
1. 問題の内容
(4) 全体集合 、部分集合 、部分集合 について、 を求める。
(5) 2次関数 の実数解の個数を の範囲から調べる。
2. 解き方の手順
(4) まず、 (Aの補集合) を求めます。 は U の要素のうち A に含まれない要素の集合です。
次に、 を求めます。これは と B の両方に含まれる要素の集合です。
(5) 2次関数 の実数解の個数は、判別式 の符号によって決まります。
ならば実数解は2個、 ならば実数解は1個、 ならば実数解は0個です。
この問題の場合、, , なので、判別式は次のようになります。
判別式を について解くために、 を解きます。
または
したがって、 のとき、 または で、実数解は2個。
のとき、 または で、実数解は1個。
のとき、 で、実数解は0個。
3. 最終的な答え
(4)
(5)
- または のとき、実数解は2個
- または のとき、実数解は1個
- のとき、実数解は0個