底面積が同じで高さがそれぞれ30cm, 45cm, 60cmの3種類の円柱A, B, Cがある。これらの円柱をいくつか積み重ねて高さ3m (300cm)の円柱を作る。積み重ねた円柱はA, B, Cの3種類を含み、全体の個数は7個である。A, B, Cそれぞれの個数を求める。

代数学連立方程式線形代数文章問題
2025/4/5

1. 問題の内容

底面積が同じで高さがそれぞれ30cm, 45cm, 60cmの3種類の円柱A, B, Cがある。これらの円柱をいくつか積み重ねて高さ3m (300cm)の円柱を作る。積み重ねた円柱はA, B, Cの3種類を含み、全体の個数は7個である。A, B, Cそれぞれの個数を求める。

2. 解き方の手順

A, B, Cの個数をそれぞれx,y,zx, y, zとする。問題文から、次の2つの式が立てられる。
* 個数に関する式: x+y+z=7x + y + z = 7
* 高さに関する式: 30x+45y+60z=30030x + 45y + 60z = 300
高さに関する式を15で割ると:
2x+3y+4z=202x + 3y + 4z = 20
個数に関する式を2倍すると:
2x+2y+2z=142x + 2y + 2z = 14
高さに関する式から個数に関する式の2倍を引くと:
(2x+3y+4z)(2x+2y+2z)=2014(2x + 3y + 4z) - (2x + 2y + 2z) = 20 - 14
y+2z=6y + 2z = 6
y=62zy = 6 - 2z
ここで、x,y,zx, y, zは自然数である必要がある。
y=62zy = 6 - 2zより、yyは偶数であり、zzの取りうる値は、z=1,2,3z=1, 2, 3である。
* z=1z = 1のとき、y=62(1)=4y = 6 - 2(1) = 4x=7yz=741=2x = 7 - y - z = 7 - 4 - 1 = 2
* z=2z = 2のとき、y=62(2)=2y = 6 - 2(2) = 2x=7yz=722=3x = 7 - y - z = 7 - 2 - 2 = 3
* z=3z = 3のとき、y=62(3)=0y = 6 - 2(3) = 0yyは自然数なので不適。
したがって、z=1,y=4,x=2z=1, y=4, x=2またはz=2,y=2,x=3z=2, y=2, x=3のいずれかである。

3. 最終的な答え

Aが2個、Bが4個、Cが1個、またはAが3個、Bが2個、Cが2個。
A: 2個, B: 4個, C: 1個
または
A: 3個, B: 2個, C: 2個

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