問題は以下の3つの部分に分かれています。 (1) サラスの公式を用いて与えられた2x2または3x3行列の行列式を計算する。 (2) 与えられた4x4行列の行列式を、基本変形や三角行列の行列式を利用して計算する。 (3) 与えられた3x3行列Xに対し、行列式|X|をλの式で表し、|X|=0を満たすλの値をすべて求める。
2025/7/30
1. 問題の内容
問題は以下の3つの部分に分かれています。
(1) サラスの公式を用いて与えられた2x2または3x3行列の行列式を計算する。
(2) 与えられた4x4行列の行列式を、基本変形や三角行列の行列式を利用して計算する。
(3) 与えられた3x3行列Xに対し、行列式|X|をλの式で表し、|X|=0を満たすλの値をすべて求める。
2. 解き方の手順
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1. サラスの公式を用いる問題**
サラスの公式は、3x3行列の行列式を計算する簡単な方法です。2x2行列の場合は、単に主対角成分の積から反主対角成分の積を引きます。
(i)
(ii)
(iii)
(iv)
(v)
(vi)
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2. 基本変形などを用いる問題**
行列式の性質を利用して、なるべく計算が簡単になるように変形します。
(i) この行列は上三角行列なので、行列式は対角成分の積になります。
(ii) この行列の行列式を求めるには、行に関する基本変形を用いて計算します。
1行目を-2倍して2行目に足す、1行目を3倍して3行目に足す、1行目を4倍して4行目に足す。
この行列は計算が複雑になるため、電卓などを用いて計算します。行列式は-285となります。
(iii) この行列の行列式を求めるには、行に関する基本変形を用いて計算します。
この行列は計算が複雑になるため、電卓などを用いて計算します。行列式は343となります。
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3. 行列Xに関する問題**
(i) 行列Xの行列式を計算します。
(ii) を満たすλを求めます。
したがって、λ = 2, ,
3. 最終的な答え
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1. サラスの公式を用いる問題**
(i) -5
(ii) -19
(iii) 0
(iv) 15
(v) 15
(vi) -54
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2. 基本変形などを用いる問題**
(i) -24
(ii) -285
(iii) 343
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3. 行列Xに関する問題**
(i)
(ii)