直線 $l: y=ax+4$ 上に点A(3, 5)と点B($x$座標が-6)がある。また、直線$m$は点Bと点C(1, -5)を通る。 (1) $a$の値を求める。 (2) 直線$m$の傾きを求める。 (3) 点Aを通り直線$m$に平行な直線と$x$軸との交点をDとし、線分AD上に点Eをとる。 (i) 点Dの座標を求める。 (ii) 四角形OEABの面積が31のとき、点Eの座標を求める。
2025/7/30
1. 問題の内容
直線 上に点A(3, 5)と点B(座標が-6)がある。また、直線は点Bと点C(1, -5)を通る。
(1) の値を求める。
(2) 直線の傾きを求める。
(3) 点Aを通り直線に平行な直線と軸との交点をDとし、線分AD上に点Eをとる。
(i) 点Dの座標を求める。
(ii) 四角形OEABの面積が31のとき、点Eの座標を求める。
2. 解き方の手順
(1) 点A(3, 5)が直線 上にあるので、, を代入する。
(2) まず点Bの座標を求める。点Bは直線 上にあり、なので、
よって点Bの座標は(-6, 2)。
次に、点B(-6, 2)と点C(1, -5)を通る直線の傾きを求める。
傾き
(3)
(i) 点A(3, 5)を通り直線に平行な直線の式を求める。直線の傾きは-1なので、求める直線は傾き-1で点A(3, 5)を通る。
点Dは軸との交点なので、を代入する。
よって点Dの座標は(8, 0)。
(ii) 四角形OEABの面積が31のとき、点Eの座標を求める。
点Eは線分AD上にあるので、点Eの座標をとおくと、を満たす。
よって点Eの座標は。
四角形OEABの面積は、三角形OABの面積 + 三角形OAEの面積で計算できる。
点O(0, 0), E(x, -x+8), A(3, 5), B(-6, 2)
三角形OABの面積 =
三角形OAEの面積 =
四角形OEABの面積 = 18 +
または
または
または
のとき、
のとき、
点Eは線分AD上にあるので、点A(3, 5)と点D(8, 0)の間にある必要がある。
なので、との2つのうち、が適切。
よって、点Eの座標は。
3. 最終的な答え
(1)
(2) 直線の傾き: -1
(3) (i) 点Dの座標: (8, 0)
(ii) 点Eの座標: