(1) AP:PR:RLを求める。
これは有名な問題で、チェバの定理とメネラウスの定理を用いることで解くことができます。
まず、チェバの定理より、
NBAN⋅LCBL⋅MACM=1 21⋅12⋅12=1 次に、メネラウスの定理を三角形ACLと直線BMに適用すると、
MCAM⋅BLCB⋅PALP=1 21⋅23⋅PALP=1 PALP=34 AP:PL=3:4 また、AP:AL=3:7 メネラウスの定理を三角形ABLと直線CNに適用すると、
CLBC⋅RALR⋅NBAN=1 13⋅RALR⋅21=1 RALR=32 AR:RL=3:2 AL:AR=5:3 ここで、AP:AL=3:7とAR:AL=3:5であるから、 AP:PR:RL=AP:AR−AP:AL−AR=73:53−73:1−53 AP=73AL, AR=53AL PR=AR−AP=(53−73)AL=3521−15AL=356AL RL=AL−AR=(1−53)AL=52AL よって、AP:PR:RL=73:356:52=3515:356:3514=15:6:14 したがって、AP:PR:RL=7:3:5 ここで、RL=5x, PR=3x, AP=7xとすると、5xを1としたいので、x=51 すると、7x=57, 3x=53, 5x=1 AP:PR:RL=57:53:1=7:3:5ではない メネラウスの定理を三角形BCLと直線AMに適用すると
ANBA⋅RLNR⋅CBLC=1 13⋅RLNR⋅31=1 次にメネラウスの定理を三角形CANと直線BMに適用すると
BLCB⋅PALP⋅MCAM=1 23⋅PALP⋅21=1 PALP=34 AL=AP+PL=AP+34AP=37AP AP:AL=3:7 AL=AR+RL=AR+RN AR=75 (2)面積について
△PQR=71△ABCが知られています。