頂点が点(2, 4)であり、原点O(0, 0)を通る放物線の方程式を、$y = -x^2 + ax$ の形で求める問題です。言い換えると、$a$ の値を求める問題です。

代数学二次関数放物線頂点平方完成
2025/7/30

1. 問題の内容

頂点が点(2, 4)であり、原点O(0, 0)を通る放物線の方程式を、y=x2+axy = -x^2 + ax の形で求める問題です。言い換えると、aa の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

放物線が原点(0, 0)を通るので、この座標を方程式に代入することで、aa の値を求めることができます。
まず、与えられた放物線の方程式は y=x2+axy = -x^2 + ax です。
次に、原点(0, 0)の座標をこの方程式に代入します。
0=(0)2+a(0)0 = -(0)^2 + a(0)
0=00 = 0
この式からは、aa の値は求まりません。
頂点が(2, 4)であるという情報から、y=x2+axy = -x^2 + ax の形から頂点の座標を求めます。
y=x2+ax=(x2ax)y = -x^2 + ax = -(x^2 - ax)
平方完成を行うと、
y=(x2ax+(a2)2(a2)2)y = -(x^2 - ax + (\frac{a}{2})^2 - (\frac{a}{2})^2)
y=(xa2)2+(a2)2y = -(x - \frac{a}{2})^2 + (\frac{a}{2})^2
したがって、頂点の座標は (a2,a24)(\frac{a}{2}, \frac{a^2}{4}) となります。
問題文より、頂点の座標は (2, 4) なので、
a2=2\frac{a}{2} = 2
a24=4\frac{a^2}{4} = 4
どちらの式からも、a=4a=4が得られます。

3. 最終的な答え

a = 4

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