図1のような、AB=ACの二等辺三角形ABCと円Oがあり、円Oは辺AB, BC, ACとそれぞれ点D, E, Fで接している。点Oと点A, D, Fをそれぞれ結ぶ。このとき、△ADO ≡ △AFO であることを証明する。
2025/7/30
1. 問題の内容
図1のような、AB=ACの二等辺三角形ABCと円Oがあり、円Oは辺AB, BC, ACとそれぞれ点D, E, Fで接している。点Oと点A, D, Fをそれぞれ結ぶ。このとき、△ADO ≡ △AFO であることを証明する。
2. 解き方の手順
△ADOと△AFOにおいて、
(1) AOは共通なので、
(2) 円Oは辺AB, ACとそれぞれ点D, Fで接しているので、OD⊥AB, OF⊥AC。
よって、∠ADO = 90°, ∠AFO = 90°。
ゆえに、
∠ADO = ∠AFO = 90°
(3) AB = ACの二等辺三角形より、∠B = ∠C
また、ODとOFは円Oの半径なので、
OD = OF
したがって、直角三角形ADOとAFOにおいて、斜辺と他の一辺がそれぞれ等しいので、
△ADO ≡ △AFO
3. 最終的な答え
△ADO ≡ △AFO である。