三角形ABCにおいて、$\angle ABC = 30^\circ$, $\angle ACB = 135^\circ$, $AC = 2$, $AB = x$, $BC = y$であるとき、$x$と$y$の値を求める。

幾何学三角形正弦定理角度辺の長さ
2025/7/30

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、ABC=30\angle ABC = 30^\circ, ACB=135\angle ACB = 135^\circ, AC=2AC = 2, AB=xAB = x, BC=yBC = yであるとき、xxyyの値を求める。

2. 解き方の手順

まず、三角形の内角の和は180180^\circなので、BAC\angle BACを求める。
BAC=180ABCACB=18030135=15\angle BAC = 180^\circ - \angle ABC - \angle ACB = 180^\circ - 30^\circ - 135^\circ = 15^\circ.
次に、正弦定理を用いる。
ACsinABC=ABsinACB=BCsinBAC\frac{AC}{\sin{\angle ABC}} = \frac{AB}{\sin{\angle ACB}} = \frac{BC}{\sin{\angle BAC}}.
2sin30=xsin135=ysin15\frac{2}{\sin{30^\circ}} = \frac{x}{\sin{135^\circ}} = \frac{y}{\sin{15^\circ}}.
sin30=12\sin{30^\circ} = \frac{1}{2}.
sin135=sin(18045)=sin45=22\sin{135^\circ} = \sin{(180^\circ - 45^\circ)} = \sin{45^\circ} = \frac{\sqrt{2}}{2}.
sin15=sin(4530)=sin45cos30cos45sin30=22322212=624\sin{15^\circ} = \sin{(45^\circ - 30^\circ)} = \sin{45^\circ}\cos{30^\circ} - \cos{45^\circ}\sin{30^\circ} = \frac{\sqrt{2}}{2}\cdot\frac{\sqrt{3}}{2} - \frac{\sqrt{2}}{2}\cdot\frac{1}{2} = \frac{\sqrt{6} - \sqrt{2}}{4}.
21/2=x2/2=y(62)/4\frac{2}{1/2} = \frac{x}{\sqrt{2}/2} = \frac{y}{(\sqrt{6}-\sqrt{2})/4}.
4=2x2=4y624 = \frac{2x}{\sqrt{2}} = \frac{4y}{\sqrt{6} - \sqrt{2}}.
x=422=22x = \frac{4\sqrt{2}}{2} = 2\sqrt{2}.
y=4(62)4=62y = \frac{4(\sqrt{6}-\sqrt{2})}{4} = \sqrt{6} - \sqrt{2}.

3. 最終的な答え

x=22x = 2\sqrt{2}
y=62y = \sqrt{6} - \sqrt{2}

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