問題(3)は、正四面体OABCがあり、その各面の重心をO', A', B', C'とする。四面体OABCの体積をV、四面体O'A'B'C'の体積をV'としたとき、V/V'を求める問題です。 問題(4)は、5で割ると3余り、8で割ると1余る3桁の正の整数の個数を求める問題です。
2025/7/31
1. 問題の内容
問題(3)は、正四面体OABCがあり、その各面の重心をO', A', B', C'とする。四面体OABCの体積をV、四面体O'A'B'C'の体積をV'としたとき、V/V'を求める問題です。
問題(4)は、5で割ると3余り、8で割ると1余る3桁の正の整数の個数を求める問題です。
2. 解き方の手順
(3)
正四面体OABCの一辺の長さを とします。
四面体O'A'B'C'は、四面体OABCと相似であり、相似比は1/3です。なぜなら、重心は中線を2:1に内分するからです。
体積比は相似比の3乗に等しいので、
したがって、
(4)
5で割ると3余り、8で割ると1余る正の整数を とすると、
(k, lは整数)と表せます。
より、
は8の倍数なので、を満たす を探します。
のとき、 (8の倍数ではない)
のとき、 (8の倍数ではない)
のとき、 (8の倍数ではない)
のとき、 (8の倍数ではない)
のとき、 よって、
このとき、
つまり、条件を満たす整数 は、 (mは整数)と表せます。ここで、40は5と8の最小公倍数です。
が3桁の整数なので、
は整数なので、
よって、 の個数は 個です。
3. 最終的な答え
(3) 27
(4) 23