ある高校の1年生が、長椅子に座る問題を解きます。1脚に6人ずつ座ると15人が座れず、1脚に7人ずつ座ると3脚余るという条件から、長椅子の数が何脚以上何脚以下かを求めます。

代数学不等式文章問題連立不等式
2025/7/31

1. 問題の内容

ある高校の1年生が、長椅子に座る問題を解きます。1脚に6人ずつ座ると15人が座れず、1脚に7人ずつ座ると3脚余るという条件から、長椅子の数が何脚以上何脚以下かを求めます。

2. 解き方の手順

長椅子の数を xx 脚とします。
* 6人ずつ座ると15人が座れないので、生徒の人数は 6x+156x + 15 人と表せます。
* 7人ずつ座ると3脚余るので、生徒が座っている長椅子は最大で x3x - 3 脚、最小で x4x - 4 脚となります。(少なくとも1人座っている場合を考慮します)
* 最大の場合、7(x3)7(x - 3) 人以下の生徒が座れます。
* 最小の場合、7(x4)7(x - 4) 人より多くの生徒が座れます。
生徒の人数について、以下の不等式が成り立ちます。
7(x4)<6x+157(x3)7(x-4) < 6x + 15 \leq 7(x-3)
この不等式を解くために、2つの不等式に分けます。
* 7(x4)<6x+157(x-4) < 6x + 15
7x28<6x+157x - 28 < 6x + 15
x<43x < 43
* 6x+157(x3)6x + 15 \leq 7(x-3)
6x+157x216x + 15 \leq 7x - 21
36x36 \leq x
よって、36x<4336 \leq x < 43 となります。xx は整数なので、36x4236 \leq x \leq 42 です。

3. 最終的な答え

長椅子の数は36脚以上42脚以下です。

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