与えられた方程式 $x^5 + 8x^3 - 9x = 0$ を解く問題です。

代数学方程式多項式因数分解虚数二次方程式
2025/7/31

1. 問題の内容

与えられた方程式 x5+8x39x=0x^5 + 8x^3 - 9x = 0 を解く問題です。

2. 解き方の手順

まず、方程式全体を xx で因数分解します。
x(x4+8x29)=0x(x^4 + 8x^2 - 9) = 0
次に、x4+8x29=0x^4 + 8x^2 - 9 = 0 を解きます。これは x2x^2 に関する二次方程式と見なせます。y=x2y = x^2 と置くと、
y2+8y9=0y^2 + 8y - 9 = 0
この二次方程式を因数分解します。
(y+9)(y1)=0(y + 9)(y - 1) = 0
したがって、y=9y = -9 または y=1y = 1 となります。
y=x2y = x^2 なので、x2=9x^2 = -9 または x2=1x^2 = 1 です。
x2=9x^2 = -9 のとき、x=±9=±3ix = \pm \sqrt{-9} = \pm 3i (ここで ii は虚数単位で、i2=1i^2 = -1
x2=1x^2 = 1 のとき、x=±1=±1x = \pm \sqrt{1} = \pm 1
また、x(x4+8x29)=0x(x^4 + 8x^2 - 9) = 0 より、x=0x = 0 も解です。

3. 最終的な答え

したがって、与えられた方程式の解は、x=0,1,1,3i,3ix = 0, 1, -1, 3i, -3i です。

「代数学」の関連問題

2次関数 $y = -\frac{1}{2}x^2 + 2ax - a^2 + 4a$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) グラフの軸の方程式を求める。 (2) $0 \le x \le ...

二次関数最大値最小値場合分け
2025/8/1

はい、承知いたしました。画像にある数学の問題を解いていきます。

二次関数グラフ最大値最小値判別式平方完成
2025/8/1

$\sqrt{6}$ の小数部分を $a$ とするとき、 $(a+2)^2$ の値を求めよ。

平方根計算数式展開
2025/8/1

以下の連立方程式を解きます。 $2.5x - 0.7y = 32$ $0.15x + 0.24y = -0.9$

連立方程式線形方程式代入法方程式の解法
2025/8/1

連続する3つの整数があり、それらの和が141です。最も小さい整数を $x$ としたとき、方程式を作って、その3つの整数を求めなさい。

方程式整数一次方程式連続する整数
2025/8/1

$x = 1 + \sqrt{6}$、 $y = 1 - \sqrt{6}$のとき、$xy^2 + x^2y$の値を求めよ。

式の計算因数分解平方根式の値
2025/8/1

置換 $\sigma$ と $\tau$ が互換の積で与えられている。 $\sigma = (1, 2) \circ (4, 5) \circ (2, 6) \circ (6, 4) \circ (3...

置換群論
2025/8/1

一の位が4である2桁の整数がある。この整数の十の位と一の位の数字を入れ替えてできる整数は、元の整数より27小さくなるという。元の2桁の整数を求めよ。ただし、十の位の数字を $x$ とし、方程式を作って...

方程式2桁の整数文章題
2025/8/1

与えられた置換 $\sigma$ と $\tau$ について、以下の問いに答えます。 (a) $\sigma$ と $\tau$ をそれぞれ $ \begin{pmatrix} 1 & 2 & 3 &...

置換置換の積逆置換
2025/8/1

与えられた連立一次方程式が非自明な解を持つための条件を求め、非自明な解を持つ場合に、基本解が何個の元からなるかを求める問題です。方程式は以下の通りです。 $\begin{pmatrix} 1 & 0 ...

線形代数連立一次方程式行列ランク解の存在条件基本解
2025/8/1