与えられた4次方程式 $x^4 - 6x^2 + 1 = 0$ を解く。

代数学方程式4次方程式二次方程式解の公式平方根
2025/7/31

1. 問題の内容

与えられた4次方程式 x46x2+1=0x^4 - 6x^2 + 1 = 0 を解く。

2. 解き方の手順

まず、x2=yx^2 = y とおくと、与えられた方程式は y26y+1=0y^2 - 6y + 1 = 0 となる。
これは yy についての2次方程式なので、解の公式を用いて yy を求める。
y=(6)±(6)24(1)(1)2(1)y = \frac{-(-6) \pm \sqrt{(-6)^2 - 4(1)(1)}}{2(1)}
y=6±3642y = \frac{6 \pm \sqrt{36 - 4}}{2}
y=6±322y = \frac{6 \pm \sqrt{32}}{2}
y=6±422y = \frac{6 \pm 4\sqrt{2}}{2}
y=3±22y = 3 \pm 2\sqrt{2}
y=x2y = x^2 より、x2=3±22x^2 = 3 \pm 2\sqrt{2}
よって、x=±3±22x = \pm \sqrt{3 \pm 2\sqrt{2}}
ここで、3±22=(2±1)23 \pm 2\sqrt{2} = (\sqrt{2} \pm 1)^2 であるから、
x=±(2±1)2x = \pm \sqrt{(\sqrt{2} \pm 1)^2}
x=±(2±1)x = \pm (\sqrt{2} \pm 1)
したがって、x=2+1,21,21,2+1x = \sqrt{2} + 1, -\sqrt{2} - 1, \sqrt{2} - 1, -\sqrt{2} + 1

3. 最終的な答え

x=1+2,12,1+2,12x = 1 + \sqrt{2}, 1 - \sqrt{2}, -1 + \sqrt{2}, -1 - \sqrt{2}

「代数学」の関連問題

関数 $y = x^2$ について、定義域が $a \leq x \leq a+2$ のとき、最大値と最小値を求め、そのときの $x$ の値も答える問題です。

二次関数最大値最小値場合分け定義域
2025/8/2

$a$ と $b$ はともに0ではない定数とする。このとき、2点 $(a, 0)$ と $(0, b)$ を通る直線の方程式が $\frac{x}{a} + \frac{y}{b} = 1$ と表せる...

直線の方程式座標平面傾きy切片
2025/8/2

$(1 + \sqrt{2})(3 + \sqrt{2})$ を計算する問題です。

式の計算平方根の計算展開
2025/8/2

与えられた3つの2次関数について、定義域 $a \le x \le a+2$ における最大値と最小値を求め、そのときの $x$ の値を求める問題です。 (1) $y=x^2$ (2) $y=x^2 -...

二次関数最大値最小値平方完成場合分け
2025/8/2

すべての自然数 $n$ に対して、以下の等式が成り立つことを数学的帰納法を用いて証明します。 $0 \cdot 1 + 1 \cdot 2 + 2 \cdot 3 + \cdots + n(n+1) ...

数学的帰納法数列等式証明
2025/8/2

与えられた数式を計算して簡単にします。 数式は $-2(-x^2-3x) - (x^2-3x+8)$ です。

数式展開同類項簡略化
2025/8/2

一の位が6である2桁の正の整数がある。この整数の十の位と一の位を入れ替えた数は、元の整数の2倍より9小さい。元の整数を求める問題です。

方程式整数文章問題
2025/8/2

方程式 $7x + 2 = 9x + 7$ を解いて、$x$ の値を求めます。

一次方程式方程式の解法代数
2025/8/2

(1) 行列 $A = \begin{bmatrix} 2 & -1 & 8 \\ 1 & -1 & 5 \\ -3 & 5 & -16 \end{bmatrix}$ の行列式 $|A|$ を求めます...

行列行列式逆行列余因子行列検算
2025/8/2

複素数 $z$ が与えられた等式 $|iz+3| = |2z-6|$ を満たすとき、以下の問いに答える問題です。 (1) 等式を満たす点 $z$ 全体が表す図形を求める。 (2) $z - \over...

複素数絶対値複素平面距離最大値
2025/8/2