1から5の数字が書かれた5枚のカードを並べて5桁の数を作るとき、それが偶数になる確率を求めます。

確率論・統計学確率順列場合の数
2025/7/31

1. 問題の内容

1から5の数字が書かれた5枚のカードを並べて5桁の数を作るとき、それが偶数になる確率を求めます。

2. 解き方の手順

5桁の数が偶数になるためには、一の位が偶数でなければなりません。
1から5の数字のうち、偶数は2と4の2つです。
* **全体の並べ方の総数:** 5枚のカードの並べ方は 5!=5×4×3×2×1=1205! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 120 通りです。
* **偶数になる並べ方:** 一の位に2または4が入る場合を考えます。
* 一の位が2の場合:残りの4つの位には1,3,4,5が並びます。その並べ方は 4!=4×3×2×1=244! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24 通りです。
* 一の位が4の場合:残りの4つの位には1,2,3,5が並びます。その並べ方は 4!=4×3×2×1=244! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24 通りです。
* **偶数になる並べ方の総数:** 一の位が2の場合と4の場合を合わせると、24+24=4824 + 24 = 48 通りです。
* **確率:** 偶数になる確率は、48120=25 \frac{48}{120} = \frac{2}{5} となります。

3. 最終的な答え

25\frac{2}{5}

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