2枚の硬貨と1個のさいころを投げるとき、次の確率を求めます。 (1) 硬貨が2枚とも表で、さいころが1の目が出る確率 (2) 硬貨が表と裏が1枚ずつで、さいころが偶数の目が出る確率

確率論・統計学確率事象独立事象硬貨サイコロ
2025/7/31

1. 問題の内容

2枚の硬貨と1個のさいころを投げるとき、次の確率を求めます。
(1) 硬貨が2枚とも表で、さいころが1の目が出る確率
(2) 硬貨が表と裏が1枚ずつで、さいころが偶数の目が出る確率

2. 解き方の手順

(1)
* 硬貨が2枚とも表になる確率は、1枚の硬貨で表が出る確率が12\frac{1}{2}なので、12×12=14\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{4}です。
* さいころが1の目が出る確率は16\frac{1}{6}です。
* したがって、求める確率は 14×16=124\frac{1}{4} \times \frac{1}{6} = \frac{1}{24} です。
(2)
* 硬貨が表と裏が1枚ずつ出る確率は、(表, 裏)または(裏, 表)の2通りなので、12×12+12×12=14+14=24=12\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} + \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{4} + \frac{1}{4} = \frac{2}{4} = \frac{1}{2} です。
* さいころが偶数の目(2, 4, 6)が出る確率は36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2} です。
* したがって、求める確率は12×12=14\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{4} です。

3. 最終的な答え

(1) 124\frac{1}{24}
(2) 14\frac{1}{4}

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