Aの袋には赤玉6個と白玉4個、Bの袋には赤玉3個と白玉7個が入っている。A, Bの袋から1個ずつ玉を取り出すとき、同じ色の玉を取り出す確率を求めよ。

確率論・統計学確率確率の加法定理事象
2025/7/31

1. 問題の内容

Aの袋には赤玉6個と白玉4個、Bの袋には赤玉3個と白玉7個が入っている。A, Bの袋から1個ずつ玉を取り出すとき、同じ色の玉を取り出す確率を求めよ。

2. 解き方の手順

Aの袋から取り出す玉の色とBの袋から取り出す玉の色で場合分けして考える。
(i) 2つの袋から取り出した玉がどちらも赤玉である確率
Aの袋から赤玉を取り出す確率は 6/106/10 であり、Bの袋から赤玉を取り出す確率は 3/103/10 であるから、2つの袋から取り出した玉がどちらも赤玉である確率は
610×310=18100\frac{6}{10} \times \frac{3}{10} = \frac{18}{100}
(ii) 2つの袋から取り出した玉がどちらも白玉である確率
Aの袋から白玉を取り出す確率は 4/104/10 であり、Bの袋から白玉を取り出す確率は 7/107/10 であるから、2つの袋から取り出した玉がどちらも白玉である確率は
410×710=28100\frac{4}{10} \times \frac{7}{10} = \frac{28}{100}
(i), (ii)より、同じ色の玉を取り出す確率は
18100+28100=46100=2350\frac{18}{100} + \frac{28}{100} = \frac{46}{100} = \frac{23}{50}

3. 最終的な答え

2350\frac{23}{50}

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