1枚の硬貨を7回投げるとき、表が6回以上出る確率を求める問題です。

確率論・統計学確率反復試行二項分布
2025/7/31

1. 問題の内容

1枚の硬貨を7回投げるとき、表が6回以上出る確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

この問題は、反復試行の確率の問題です。硬貨を1回投げる時に表が出る確率は 1/21/2 です。表が6回以上出るというのは、表が6回出る場合と表が7回出る場合の2つがあります。それぞれの確率を求めて、それらを足し合わせます。
* **表が6回出る確率:**
7回のうち6回が表で、残りの1回が裏になる確率を計算します。これは二項分布で表され、以下の式で計算できます。
7C6×(12)6×(12)1=7×(12)7=7128{}_7 C_6 \times (\frac{1}{2})^6 \times (\frac{1}{2})^1 = 7 \times (\frac{1}{2})^7 = \frac{7}{128}
* **表が7回出る確率:**
7回全て表が出る確率は、以下の式で計算できます。
7C7×(12)7×(12)0=1×(12)7=1128{}_7 C_7 \times (\frac{1}{2})^7 \times (\frac{1}{2})^0 = 1 \times (\frac{1}{2})^7 = \frac{1}{128}
* **表が6回以上出る確率:**
表が6回出る確率と表が7回出る確率を足し合わせます。
7128+1128=8128\frac{7}{128} + \frac{1}{128} = \frac{8}{128}
これを約分すると、116\frac{1}{16} となります。

3. 最終的な答え

116\frac{1}{16}

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