各選択肢について、グラフの情報から真偽を判断します。
選択肢1: 「全地域合計の総難民数に対する難民数の割合は50%以下である。」
まずは各地域の難民数を計算します。
- 北米: 92.5×0.26=24.05 万人 - ラテンアメリカ: 18.4×0.4=7.36 万人 - オセアニア: 5.1×0=0 万人 - ヨーロッパ: 625×0.29=181.25 万人 - アフリカ: 1181.6×0.43=508.088 万人 - アジア: 792.1×0.36=285.156 万人 全地域の難民数の合計: 24.05+7.36+0+181.25+508.088+285.156=1005.904 万人 全地域の総難民数の合計: 92.5+18.4+5.1+625+1181.6+792.1=2714.7 万人 難民数の割合: 2714.71005.904≈0.3705 割合は約37.05%なので、50%以下であり、正しいです。
選択肢2: 「アフリカのその他の援助対象者の人数はヨーロッパの同数より少ない。」
- アフリカのその他の援助対象者: 1181.6×0.57=673.512 万人 - ヨーロッパのその他の援助対象者: 625×0.71=443.75 万人 673.512>443.75なので、アフリカのその他の援助対象者はヨーロッパよりも多く、誤りです。 選択肢3: 「ラテンアメリカとオセアニアの難民数の合計は北米の難民数の4分の1以上である。」
- ラテンアメリカの難民数: 7.36 万人 合計: 7.36+0=7.36 万人 - 北米の難民数: 24.05 万人 - 北米の難民数の4分の1: 424.05=6.0125 万人 7.36>6.0125 なので、ラテンアメリカとオセアニアの難民数の合計は北米の難民数の4分の1以上であり、正しいです。 選択肢4: 「北米のその他の援助対象者の割合は、アジアの同割合のおよそ1.4倍である。」
- 北米のその他の援助対象者の割合: 92.592.5−24.05=92.568.45≈0.74 (74%) - アジアのその他の援助対象者の割合: 792.1792.1−285.156=792.1506.944≈0.64 (64%) 0.640.74≈1.156 北米の割合はアジアの割合の約1.16倍なので、1.4倍ではありません。よって誤りです。
正しい選択肢は1と3の2つです。