円 $x^2 + y^2 = 16$ と直線 $y = 2x - k$ が共有点を1つ持つとき、定数 $k$ の値を求める問題です。

幾何学直線接線点と直線の距離代数
2025/4/5

1. 問題の内容

x2+y2=16x^2 + y^2 = 16 と直線 y=2xky = 2x - k が共有点を1つ持つとき、定数 kk の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

円と直線が共有点を1つ持つ、つまり接するということは、円の中心から直線までの距離が円の半径に等しいということです。
x2+y2=16x^2 + y^2 = 16 の中心は原点(0,0)(0, 0)であり、半径は16=4\sqrt{16} = 4です。
直線 y=2xky = 2x - k2xyk=02x - y - k = 0 と書き換えられます。
(0,0)(0, 0) と直線 2xyk=02x - y - k = 0 の距離 dd は、点と直線の距離の公式を用いて計算できます。
d=2(0)(0)k22+(1)2=k5=k5d = \frac{|2(0) - (0) - k|}{\sqrt{2^2 + (-1)^2}} = \frac{|-k|}{\sqrt{5}} = \frac{|k|}{\sqrt{5}}
円と直線が接するためには、この距離 dd が円の半径4に等しくなければなりません。
したがって、
k5=4\frac{|k|}{\sqrt{5}} = 4
両辺に5\sqrt{5}を掛けると
k=45|k| = 4\sqrt{5}
絶対値を外すと
k=±45k = \pm 4\sqrt{5}

3. 最終的な答え

k=45,45k = 4\sqrt{5}, -4\sqrt{5}

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