2次関数 $y = x^2 + mx + 2$ のグラフがx軸と共有点をもつような定数 $m$ の値の範囲を求める。

代数学二次関数判別式不等式平方根
2025/7/31

1. 問題の内容

2次関数 y=x2+mx+2y = x^2 + mx + 2 のグラフがx軸と共有点をもつような定数 mm の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

2次関数のグラフがx軸と共有点をもつ条件は、対応する2次方程式の実数解が存在することです。
したがって、2次方程式 x2+mx+2=0x^2 + mx + 2 = 0 が実数解をもつ条件を考えます。
この2次方程式の判別式を DD とすると、D0D \geq 0 である必要があります。
判別式 DD は、D=m2412=m28D = m^2 - 4 \cdot 1 \cdot 2 = m^2 - 8 で与えられます。
D0D \geq 0 より、m280m^2 - 8 \geq 0
m28m^2 \geq 8 となります。
したがって、m8m \leq -\sqrt{8} または m8m \geq \sqrt{8}
8=42=22\sqrt{8} = \sqrt{4 \cdot 2} = 2\sqrt{2} であるから、m22m \leq -2\sqrt{2} または m22m \geq 2\sqrt{2}

3. 最終的な答え

m22,m22m \leq -2\sqrt{2}, \quad m \geq 2\sqrt{2}

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