2次関数 $y = x^2 + 2ax - 1 + 3a$ について、以下の2つの条件を満たすときの $a$ の値を求める問題です。 (1) $x=2$ で最小値をとる時の $a$ の値を求める。 (2) 最小値が $-5$ である時の $a$ の値を求める。

代数学二次関数平方完成最小値2次方程式
2025/8/1

1. 問題の内容

2次関数 y=x2+2ax1+3ay = x^2 + 2ax - 1 + 3a について、以下の2つの条件を満たすときの aa の値を求める問題です。
(1) x=2x=2 で最小値をとる時の aa の値を求める。
(2) 最小値が 5-5 である時の aa の値を求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=x2+2ax1+3ay = x^2 + 2ax - 1 + 3a
y=(x+a)2a21+3ay = (x + a)^2 - a^2 - 1 + 3a
(1) x=2x = 2 で最小値をとるとき、軸は x=ax = -a ですから、a=2-a = 2 となります。
よって、a=2a = -2
(2) 最小値が 5-5 のとき、y=(x+a)2a21+3ay = (x + a)^2 - a^2 - 1 + 3a の最小値は a21+3a- a^2 - 1 + 3a です。
したがって、 a21+3a=5-a^2 - 1 + 3a = -5 となります。
a2+3a+4=0-a^2 + 3a + 4 = 0
a23a4=0a^2 - 3a - 4 = 0
(a4)(a+1)=0(a - 4)(a + 1) = 0
a=4,1a = 4, -1

3. 最終的な答え

(1) a=2a = -2
(2) a=1,4a = -1, 4

「代数学」の関連問題

問題は2つの式を計算することです。 (2) $\frac{8}{3-\sqrt{5}} - \frac{2}{2+\sqrt{5}}$ (4) $\frac{\sqrt{3}-\sqrt{2}}{\s...

式の計算有理化平方根
2025/8/1

$\log_{10} 2 = 0.3010$ と $\log_{10} 3 = 0.4771$ を用いて、$6^{30}$ の桁数と、$(\frac{1}{15})^{30}$ を小数で表したとき、小...

対数指数桁数常用対数計算
2025/8/1

画像にある方程式と比例式の問題を解きます。

一次方程式比例式方程式分数
2025/8/1

(1) $a^{\frac{1}{2}} + a^{-\frac{1}{2}} = 3$ ($a > 1$) のとき、$a+a^{-1}$ と $a^2 - a^{-2}$ の値を求める。 (2) 三...

指数計算対数大小比較式の展開
2025/8/1

問題は、関数 $y = -\frac{8}{x}$ のグラフを、$x$座標と$y$座標がともに整数となる点をすべて打って描くことです。

関数反比例グラフ座標整数
2025/8/1

(1) $\log_{10}2 = a$, $\log_{10}3 = b$ とするとき、$\log_{10}360$ を $a, b$ を用いて表し、$\log_4 13.5$ を $a, b$ を...

対数不等式真数条件
2025/8/1

(2) 不等式 $\log_3(x+2) + \log_3(x-4) \leq 3$ を解く。 (3) 不等式 $2\log_{\frac{1}{3}} x > \log_{\frac{1}{3}} ...

対数不等式真数条件
2025/8/1

与えられた二つの不等式を解きます。 (1) $\frac{x-5}{x-1} > 0$ (2) $\frac{2x}{x-1} - 1 < 0$

不等式分数不等式
2025/8/1

$y$ が $x$ に反比例しており、$x=4$ のとき $y=3$ である。このとき、$y$ を $x$ の式で表しなさい。

反比例比例定数数式
2025/8/1

$y$ が $x$ に比例し、$x = 3$ のとき $y = 15$ である。このとき、$y$ を $x$ の式で表す。

比例一次関数比例定数
2025/8/1