(1) Aが3勝1敗で優勝する場合、4試合目でAが勝つ必要があり、それまでの3試合でAが2勝1敗となる必要があります。3試合でAが2勝1敗となる確率は、
3C2(1/2)2(1/3)1=3(1/4)(1/3)=1/4 したがって、Aが3勝1敗で優勝する確率は、
(1/4)(1/2)=1/8 よって、選択肢はウ。
(2) 3試合目で優勝チームが決まるのは、3連勝、または3連敗の場合です。
Aが3連勝する確率は (1/2)3=1/8 Bが3連勝する確率は (1/3)3=1/27 したがって、3試合目で優勝チームが決まる確率は、
1/8+1/27=(27+8)/216=35/216 よって、選択肢はア。
(3) Bが3勝1敗1引き分けで優勝する場合、5試合目でBが勝つ必要があり、それまでの4試合でBが2勝1敗1引き分けとなる必要があります。4試合でBが2勝1敗1引き分けとなる組み合わせの数は、4C2×2C1=6×2=12通りです。したがって、その確率は、 12(1/3)2(1/2)(1/6)=12(1/9)(1/2)(1/6)=12/108=1/9 したがって、Bが3勝1敗1引き分けで優勝する確率は、
(1/9)(1/3)=1/27 よって、選択肢はエ。
(4) 4試合目で優勝チームが決まるのは、Aが3勝1敗、またはBが3勝1敗の場合です。
Aが3勝1敗で優勝する確率は、(1)より1/8。 Bが3勝1敗で優勝する確率は、
3C2(1/3)2(1/2)(1/3)=3(1/9)(1/2)(1/3)=1/18 4試合目で優勝チームが決まる確率は、1/8+1/18=(9+4)/72=13/72。 条件付き確率は、
(1/8)/(13/72)=(1/8)(72/13)=9/13=81/117 選択肢にないため、A,Bが3勝1分で4試合目で終わる場合がある。
A3勝1分で終わる確率は、3C3(1/2)3(1/6)=1/48 B3勝1分で終わる確率は、3C3(1/3)3(1/6)=1/162 4試合目で優勝が決まる確率は、1/8+1/18+1/48+1/162=(81+36+27+8)/648=152/648=19/81 優勝チームがAである確率は、1/8+1/48=(6+1)/48=7/48 したがって、条件付き確率は、(7/48)/(19/81)=7/48⋅81/19=567/(48×19)=567/912=189/304≈0.62 P(A)=(23)(21)3(31)+(23)(21)3(61)=243+483=489=163 P(B)=(23)(31)3(21)+(23)(31)3(61)=543+1623=181+541=543+1=544=272 P(A)+P(B)P(A)=163+272163=16⋅2781+32163=16(113)3⋅16⋅27=11381