関数 $y = (3x^2 - x + 2)^3$ を微分せよ。

解析学微分合成関数の微分連鎖律関数
2025/7/31

1. 問題の内容

関数 y=(3x2x+2)3y = (3x^2 - x + 2)^3 を微分せよ。

2. 解き方の手順

この問題を解くには、合成関数の微分(連鎖律)を使用します。連鎖律とは、y=f(g(x))y = f(g(x)) のとき、dy/dx=f(g(x))g(x)dy/dx = f'(g(x)) * g'(x) となる法則です。
まず、u=3x2x+2u = 3x^2 - x + 2 とおくと、y=u3y = u^3 となります。
次に、それぞれの関数を微分します。
du/dx=6x1du/dx = 6x - 1
dy/du=3u2dy/du = 3u^2
連鎖律により、dy/dx=(dy/du)(du/dx)dy/dx = (dy/du) * (du/dx) なので、
dy/dx=3u2(6x1)dy/dx = 3u^2 * (6x - 1)
最後に、uu を元の式に戻します。
dy/dx=3(3x2x+2)2(6x1)dy/dx = 3(3x^2 - x + 2)^2 * (6x - 1)

3. 最終的な答え

dy/dx=3(3x2x+2)2(6x1)dy/dx = 3(3x^2 - x + 2)^2(6x - 1)

「解析学」の関連問題

与えられた積分 $\int e^{2x} \sin x \, dx$ を計算します。

積分部分積分指数関数三角関数
2025/7/31

与えられた6つの関数を積分する問題です。 (1) $\int (2x+3)^7 dx$ (2) $\int x(x^2+1)^8 dx$ (3) $\int \sin^4 x \cos x dx$ (...

積分置換積分不定積分三角関数
2025/7/31

$\int x^2 \log x \, dx$ を計算する問題です。

積分部分積分対数関数
2025/7/31

定積分 $\int_{-1}^2 (x+1)^2(x-2)^3 dx$ を計算します。

定積分多項式積分
2025/7/31

与えられた関数 $f(x, y) = x^{\frac{1}{4}}y - x^{\frac{1}{3}}y$ の二階偏導関数 $f_{x}$, $f_{y}$, $f_{xx}$, $f_{yy}$...

偏微分偏導関数多変数関数
2025/7/31

次の微分方程式の解 $y = y(t)$ をラプラス変換を用いて求める問題です。 微分方程式: $y'' - 3y' + 2y = e^{2t}$ 初期条件: $y(0) = 2$, $y'(0) =...

微分方程式ラプラス変換初期条件逆ラプラス変換
2025/7/31

$\int_{0}^{\pi} x \sin 2x \, dx$ を計算してください。

積分部分積分定積分
2025/7/31

与えられた6つの関数を積分する問題です。 (1) $\int (2x+3)^7 dx$ (2) $\int x(x^2+1)^8 dx$ (3) $\int \sin^4 x \cos x dx$ (...

積分置換積分不定積分
2025/7/31

定積分 $\int_{-1}^{1} (x-1)(x+1)^5 dx$ を計算する問題です。

定積分置換積分積分
2025/7/31

$f(x) = \sqrt{1+x}$ の $n=4$ のマクローリン展開を求め、それを用いて $\sqrt{1.1}$ の近似値とその誤差の範囲(誤差の絶対値の最大値)を求める問題です。ただし、近似...

マクローリン展開テイラー展開近似誤差
2025/7/31