$f(x) = \sqrt{1+x}$ の $n=4$ のマクローリン展開を求め、それを用いて $\sqrt{1.1}$ の近似値とその誤差の範囲(誤差の絶対値の最大値)を求める問題です。ただし、近似値は小数で求める必要があります。
2025/7/31
1. 問題の内容
の のマクローリン展開を求め、それを用いて の近似値とその誤差の範囲(誤差の絶対値の最大値)を求める問題です。ただし、近似値は小数で求める必要があります。
2. 解き方の手順
まず、 のマクローリン展開を求めます。マクローリン展開は におけるテイラー展開であるため、以下の式で表されます。
ここで、 は剰余項です。この問題では のマクローリン展開を求めるので、 の0階から4階までの導関数を計算し、 における値を求めます。
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次に、 でのこれらの導関数の値を計算します。
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これらの値をマクローリン展開の式に代入します。
これを整理すると、
ここで、問題文にまでの多項式と書いてあるので、の項を無視します。
次に、 の近似値を求めます。 を代入します。
最後に、誤差の範囲を求めます。剰余項 はラグランジュの剰余項で評価できます。
ただし、 です。
したがって、誤差の絶対値の最大値は約 0.00000027 です。
3. 最終的な答え
誤差の範囲(誤差の絶対値の最大値)は約