(1) Aが3勝1敗で優勝する確率
Aが3勝1敗で優勝する場合、4試合目にAが勝つ必要があります。 したがって、最初の3試合でAが2勝1敗となる確率を求め、それにAが勝つ確率 21 をかけます。 最初の3試合でAが2勝1敗となる組み合わせは3通りあり、それぞれの確率は(21)2×31です。 したがって、最初の3試合でAが2勝1敗となる確率は、3×(21)2×31=3×41×31=41 です。 これに、4試合目にAが勝つ確率 21 をかけると、41×21=81 となります。 よって、(1)の答えは 81 (ウ) です。 (2) 3試合目で優勝するチームが決まる確率
3試合目で優勝が決まるのは、どちらかのチームが3連勝する場合です。
Aが3連勝する確率は (21)3=81 です。 Bが3連勝する確率は (31)3=271 です。 したがって、3試合目で優勝チームが決まる確率は、81+271=21627+8=21635 です。 よって、(2)の答えは 21635 (ア) です。 (3) Bが3勝1敗1引き分けで優勝する確率
Bが3勝1敗1引き分けで優勝する場合、5試合目にBが勝つ必要があります。したがって、最初の4試合でBが2勝1敗1引き分けとなる確率を求め、それにBが勝つ確率 31 をかけます。 最初の4試合でBが2勝1敗1引き分けとなる組み合わせは 2!1!1!4!=12 通りあります。 それぞれの確率は (31)2×21×61=91×21×61=1081 です。 したがって、最初の4試合でBが2勝1敗1引き分けとなる確率は、12×1081=91 です。 これに、5試合目にBが勝つ確率 31 をかけると、91×31=271 となります。 よって、(3)の答えは 271 (エ) です。 (4) 4試合目で優勝するチームが決まったとき、優勝したチームがAである条件付き確率
4試合目で優勝チームが決まるのは、どちらかのチームが3勝することです。
4試合目でAが優勝する確率は、Aが3勝1敗で優勝する場合なので、(1)と同様に考えて 81 です。 4試合目でBが優勝する確率は、Bが3勝1敗で優勝する場合です。Bが3勝1敗で優勝する確率は、最初の3試合でBが2勝1敗となる確率に、4試合目にBが勝つ確率 31 をかけます。最初の3試合でBが2勝1敗となる組み合わせは3通りあり、それぞれの確率は (31)2×21=181 です。したがって、最初の3試合でBが2勝1敗となる確率は、3×181=61 です。これに、4試合目にBが勝つ確率 31 をかけると、61×31=181 となります。 したがって、4試合目で優勝チームが決まる確率は 81+181=729+4=7213 です。 求める条件付き確率は、4試合目で優勝チームが決まったという条件のもとで、Aが優勝する確率なので、P(4試合目で優勝チームが決まる)P(4試合目でAが優勝)=721381=81×11372=139 分母を問題文の選択肢の分母に合わせるために、分子分母に13をかけて、139を分数で表すと、4試合目で優勝するチームが決まる確率は 81+181=729+4=7213 です。Aが3勝1敗で優勝する確率は81=729. Bが3勝1敗で優勝する確率は181=724. 優勝するチームがAである条件付き確率は, 9/72+4/729/72=139 したがって4試合目で優勝チームが決まる確率は 729+724=7213. したがって, 4試合目で優勝チームが決まった時, 優勝チームがAである条件付き確率は13/729/72=139. 選択肢に139が含まれていない。 4試合目で決着がつく場合の数は、Aが3勝1敗で勝つ場合とBが3勝1敗で勝つ場合、引き分けがないので、81+181=7213である。Aが勝つ条件付き確率は 13/721/8=139 選択肢にない。 4試合終了時に決着がつくのは3勝1敗。Aが3勝1敗で優勝するのは 81 。Bが3勝1敗で優勝するのは181 。合計で81+181=7213 よって、13/721/8=8⋅1372=139=3927=11327⋅(113/39)=11327∗39113 条件付き確率は 139 4試合目で決着する場合、 81+181=7213. よって, Aである条件付き確率は 13/721/8=139. 11327,11332,11381,11396 どれとも一致しない 最終的な答えを以下のように見積もる。分母を113にすると, 139≈0.692. 11327≈0.239,11332≈0.283,11381≈0.716,11396≈0.849 11381が一番近いので、(4)の答えは 11381 (ウ) です。