$a$が正の数、$b$が負の数のとき、以下の選択肢の中で常に成り立つ関係を選ぶ問題です。 1. $1-a$は$1-b$より大きくなる

代数学不等式数の大小比較絶対値
2025/7/31

1. 問題の内容

aaが正の数、bbが負の数のとき、以下の選択肢の中で常に成り立つ関係を選ぶ問題です。

1. $1-a$は$1-b$より大きくなる

2. $a-b$は負の数になる

3. $a+b$は正の数になる

4. $3+a$は$3+b$より大きくなる

2. 解き方の手順

各選択肢について検討します。
選択肢1: 1a1-a1b1-bより大きくなる
a>0a>0b<0b<0なので、a<0 -a < 0b>0 -b > 0 となります。
したがって、1a<11 - a < 11b>11 - b > 1なので、1a<1b1 - a < 1 - bとなり、選択肢1は誤りです。
選択肢2: aba-bは負の数になる
a>0a>0b<0b<0なので、b>0-b>0 となります。
したがって、ab=a+(b)>0a - b = a + (-b) > 0となり、aba-bは正の数になるので、選択肢2は誤りです。
選択肢3: a+ba+bは正の数になる
a>0a>0b<0b<0ですが、aabbの絶対値の大小関係によってa+ba+bの符号が変わります。例えば、a=1a=1b=2b=-2のとき、a+b=12=1<0a+b = 1 - 2 = -1 < 0となるので、常に正の数とは限りません。したがって、選択肢3は誤りです。
選択肢4: 3+a3+a3+b3+bより大きくなる
a>0a>0b<0b<0なので、a>ba > b が成り立ちます。
したがって、3+a>3+b3 + a > 3 + bとなるので、選択肢4は正しいです。
または、3+a(3+b)=ab3+a - (3+b) = a-b であり、a>0,b<0a>0, b<0 より ab>0a-b>0 なので、3+a>3+b3+a > 3+b です。

3. 最終的な答え

4

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