1. 問題の内容
が正の数、が負の数のとき、以下の選択肢の中で常に成り立つ関係を選ぶ問題です。
1. $1-a$は$1-b$より大きくなる
2. $a-b$は負の数になる
3. $a+b$は正の数になる
4. $3+a$は$3+b$より大きくなる
2. 解き方の手順
各選択肢について検討します。
選択肢1: はより大きくなる
、なので、、 となります。
したがって、、なので、となり、選択肢1は誤りです。
選択肢2: は負の数になる
、なので、 となります。
したがって、となり、は正の数になるので、選択肢2は誤りです。
選択肢3: は正の数になる
、ですが、との絶対値の大小関係によっての符号が変わります。例えば、、のとき、となるので、常に正の数とは限りません。したがって、選択肢3は誤りです。
選択肢4: はより大きくなる
、なので、 が成り立ちます。
したがって、となるので、選択肢4は正しいです。
または、 であり、 より なので、 です。
3. 最終的な答え
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