問題1:関数 $z = x^2 + 2xy + 2y^2 + 6x + 4y + 1$ の極値と、そのときの $x$ と $y$ の値を求める。 問題2:条件 $4x^2 + y^2 = 1$ のもとで関数 $z = x - y$ が極値をとる候補点と、そのときの $z$ の値をラグランジュの乗数法を用いて求める。
2025/7/31
1. 問題の内容
問題1:関数 の極値と、そのときの と の値を求める。
問題2:条件 のもとで関数 が極値をとる候補点と、そのときの の値をラグランジュの乗数法を用いて求める。
2. 解き方の手順
問題1:
1. 偏微分を計算する:
2. 連立方程式 $z_x = 0$ かつ $z_y = 0$ を解く:
これらの式を解くと、
3. ヘッセ行列を計算する:
ヘッセ行列式は
なので、点 で極小値をとる。
4. 極値を計算する:
問題2:
1. ラグランジュ関数を設定する:
2. 偏微分を計算する:
3. 連立方程式 $L_x = 0$, $L_y = 0$, $L_\lambda = 0$ を解く:
4. $x$ と $y$ を代入して $\lambda$ を求める:
5. $x$ と $y$ を計算する:
のとき:
のとき:
6. $z$ の値を計算する:
のとき:
のとき:
3. 最終的な答え
問題1:極値は で
問題2:極値の候補点は で 、および で