放物線 $y = -4(x-6)^2 - 3$ を放物線 $y = -4x^2$ に移す平行移動を求める問題です。

代数学二次関数放物線平行移動グラフ
2025/7/31

1. 問題の内容

放物線 y=4(x6)23y = -4(x-6)^2 - 3 を放物線 y=4x2y = -4x^2 に移す平行移動を求める問題です。

2. 解き方の手順

放物線の式を標準形に変形し、頂点の座標を比較することで、平行移動の量を求めます。
まず、与えられた放物線の式を展開します。
y=4(x6)23y = -4(x-6)^2 - 3
y=4(x212x+36)3y = -4(x^2 - 12x + 36) - 3
y=4x2+48x1443y = -4x^2 + 48x - 144 - 3
y=4x2+48x147y = -4x^2 + 48x - 147
次に、この式を平方完成します。
y=4(x212x)147y = -4(x^2 - 12x) - 147
y=4(x212x+3636)147y = -4(x^2 - 12x + 36 - 36) - 147
y=4((x6)236)147y = -4((x - 6)^2 - 36) - 147
y=4(x6)2+144147y = -4(x - 6)^2 + 144 - 147
y=4(x6)23y = -4(x - 6)^2 - 3
したがって、放物線 y=4(x6)23y = -4(x-6)^2 - 3 の頂点の座標は (6,3)(6, -3) です。
放物線 y=4x2y = -4x^2 の頂点の座標は (0,0)(0, 0) です。
頂点 (6,3)(6, -3) を頂点 (0,0)(0, 0) に移動させるためには、xx 軸方向に 6-6yy 軸方向に 33 だけ平行移動させる必要があります。
つまり、xx 軸方向に 6-6yy 軸方向に 33 移動させれば、y=4(x6)23y = -4(x-6)^2 - 3y=4x2y = -4x^2 となります。

3. 最終的な答え

x軸方向に-6, y軸方向に3

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