放物線の式を標準形に変形し、頂点の座標を比較することで、平行移動の量を求めます。
まず、与えられた放物線の式を展開します。
y=−4(x−6)2−3 y=−4(x2−12x+36)−3 y=−4x2+48x−144−3 y=−4x2+48x−147 次に、この式を平方完成します。
y=−4(x2−12x)−147 y=−4(x2−12x+36−36)−147 y=−4((x−6)2−36)−147 y=−4(x−6)2+144−147 y=−4(x−6)2−3 したがって、放物線 y=−4(x−6)2−3 の頂点の座標は (6,−3) です。 放物線 y=−4x2 の頂点の座標は (0,0) です。 頂点 (6,−3) を頂点 (0,0) に移動させるためには、x 軸方向に −6、y 軸方向に 3 だけ平行移動させる必要があります。 つまり、x 軸方向に −6、y 軸方向に 3 移動させれば、y=−4(x−6)2−3 は y=−4x2 となります。