2次関数 $y = 2x^2 - 3x + 4$ の最小値を求めよ。

代数学二次関数平方完成最小値
2025/7/31

1. 問題の内容

2次関数 y=2x23x+4y = 2x^2 - 3x + 4 の最小値を求めよ。

2. 解き方の手順

2次関数 y=2x23x+4y = 2x^2 - 3x + 4 を平方完成させて、頂点のy座標を求めることで最小値を求める。
まず、x2x^2 の係数である2で括り出す。
y=2(x232x)+4y = 2(x^2 - \frac{3}{2}x) + 4
次に、括弧の中を平方完成する。
x232x=(x34)2(34)2=(x34)2916x^2 - \frac{3}{2}x = (x - \frac{3}{4})^2 - (\frac{3}{4})^2 = (x - \frac{3}{4})^2 - \frac{9}{16}
これを元の式に代入する。
y=2((x34)2916)+4y = 2((x - \frac{3}{4})^2 - \frac{9}{16}) + 4
y=2(x34)22916+4y = 2(x - \frac{3}{4})^2 - 2 \cdot \frac{9}{16} + 4
y=2(x34)298+4y = 2(x - \frac{3}{4})^2 - \frac{9}{8} + 4
y=2(x34)298+328y = 2(x - \frac{3}{4})^2 - \frac{9}{8} + \frac{32}{8}
y=2(x34)2+238y = 2(x - \frac{3}{4})^2 + \frac{23}{8}
よって、頂点の座標は(34,238)(\frac{3}{4}, \frac{23}{8})であり、最小値は238\frac{23}{8}である。

3. 最終的な答え

238\frac{23}{8}

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