次の条件を満たす2次関数 $f(x)$ を求める問題です。 $f'(0) = -4$, $f''(2) = 0$, $f(0) = 8$

代数学二次関数微分関数の決定微分係数導関数
2025/8/1

1. 問題の内容

次の条件を満たす2次関数 f(x)f(x) を求める問題です。
f(0)=4f'(0) = -4, f(2)=0f''(2) = 0, f(0)=8f(0) = 8

2. 解き方の手順

まず、2次関数 f(x)f(x) を一般形 f(x)=ax2+bx+cf(x) = ax^2 + bx + c とおきます。
次に、与えられた条件を用いて、a,b,ca, b, c の値を決定します。
(1) f(x)=ax2+bx+cf(x) = ax^2 + bx + c より、f(x)=2ax+bf'(x) = 2ax + b となります。
(2) f(0)=4f'(0) = -4 より、2a(0)+b=42a(0) + b = -4、したがって b=4b = -4 となります。
(3) f(x)=2af''(x) = 2a となります。
f(2)=0f''(2) = 0 より、2a=02a = 0、したがって a=0a = 0 となります。
(4) f(0)=8f(0) = 8 より、a(0)2+b(0)+c=8a(0)^2 + b(0) + c = 8、したがって c=8c = 8 となります。
しかし、a=0a=0 という結果は、f(x)f(x) が2次関数であるという条件に矛盾します。f(2)=0f''(2) = 0という条件はf(2)=0f'(2) = 0の間違いであると仮定します。
そうすると、f(x)=2ax+bf'(x) = 2ax + b より、f(2)=4a+b=0f'(2) = 4a + b = 0となります。b=4b = -4なので、4a4=04a - 4 = 0となり、a=1a = 1となります。
以上より、a=1a = 1, b=4b = -4, c=8c = 8 となります。
したがって、f(x)=x24x+8f(x) = x^2 - 4x + 8 となります。

3. 最終的な答え

f(x)=x24x+8f(x) = x^2 - 4x + 8

「代数学」の関連問題

与えられた6つの連立方程式を解き、$x$と$y$の値を求める問題です。

連立方程式線形代数方程式
2025/8/1

画像に掲載されている連立方程式の問題を解きます。今回は、1の(1)の問題、 $\begin{cases} x+y=17 \\ x-y=-1 \end{cases}$ を解きます。

連立方程式加減法一次方程式
2025/8/1

与えられた4x4行列の行列式を計算します。行列は以下の通りです。 $\begin{vmatrix} 2 & 8 & 3 & 9 \\ 1 & 3 & 2 & 4 \\ 1 & 1 & 3 & 3 \\...

行列式線形代数
2025/8/1

与えられた連立方程式 $\begin{cases} 2x + y = 4 \\ 3x - 2y = 13 \end{cases}$ を解く。

連立方程式加減法一次方程式
2025/8/1

$73^2 - 27^2$ を工夫して計算し、答えを求める問題です。

因数分解二乗の差
2025/8/1

多項式 $P(x) = x^3 + 3x^2 - 2x + 4$ を次の1次式で割ったときの余りを求めます。 (1) $x - 1$ (2) $x + 3$ (3) $2x - 1$

多項式剰余の定理代数
2025/8/1

(1) 連続する3つの偶数について、真ん中の数を7倍した数から、最も小さい数と最も大きい数の和を2倍した数を引いた差が、6の倍数になることを証明する。 (2) 連続する4つの整数の和が、最も小さい整数...

整数証明倍数文字式
2025/8/1

(1) 2次方程式 $x^2 - ax + 3a - 5 = 0$ が重解を持つときの定数 $a$ の値を求める。 (2) 2次関数 $y = x^2 - 2x + m - 1$ のグラフが $x$ ...

二次方程式二次関数判別式放物線平行移動共有点グラフ
2025/8/1

$x=6$、$y=3$ のとき、$(x+4y)(x-2y)-4y(x-2y)$ の値を求める。

因数分解式の計算代入
2025/8/1

以下の問題に答えます。 * 3. 等式の変形: 指定された文字について解く。 * 4. 文字式の利用: 文章問題に答える。

等式の変形文字式方程式面積体積割合
2025/8/1