(1) 2次方程式 $x^2 - ax + 3a - 5 = 0$ が重解を持つときの定数 $a$ の値を求める。 (2) 2次関数 $y = x^2 - 2x + m - 1$ のグラフが $x$ 軸と共有点を持つときの定数 $m$ の値の範囲を求める。 (3) 放物線 $y = x^2$ と直線 $y = -x + 6$ に共有点があればその座標を求める。 (4) 次の2次方程式の実数解の個数を求める。 i) $9x^2 + 12x + 4 = 0$ ii) $6x^2 - 7x + 3 = 0$ (5) $y = x^2 - 2ax + 1$ のグラフを、$x$ 軸方向に $-2$, $y$ 軸方向に $3$ だけ平行移動した放物線が原点を通るとき、$a$ の値を求める。 (6) 2次関数 $y = -3x^2 + x + 1$ と $x$ 軸の共有点の座標を求める。 (7) 3点 $(-1, 0)$, $(3, 0)$, $(0, 6)$ を通る放物線の方程式を求める。
2025/8/1
1. 問題の内容
(1) 2次方程式 が重解を持つときの定数 の値を求める。
(2) 2次関数 のグラフが 軸と共有点を持つときの定数 の値の範囲を求める。
(3) 放物線 と直線 に共有点があればその座標を求める。
(4) 次の2次方程式の実数解の個数を求める。
i)
ii)
(5) のグラフを、 軸方向に , 軸方向に だけ平行移動した放物線が原点を通るとき、 の値を求める。
(6) 2次関数 と 軸の共有点の座標を求める。
(7) 3点 , , を通る放物線の方程式を求める。
2. 解き方の手順
(1)
2次方程式が重解を持つ条件は、判別式 である。
よって、
(2)
2次関数のグラフが 軸と共有点を持つ条件は、判別式 である。
(3)
2つのグラフの共有点を求めるには、2つの式を連立する。
のとき
のとき
よって、共有点の座標は
(4)
i)
実数解の個数は1個。
ii)
実数解の個数は0個。
(5)
を 軸方向に , 軸方向に だけ平行移動すると、
この放物線が原点を通るので、 を代入すると、
(6)
と 軸の共有点の座標を求めるには、 として を求める。
よって、共有点の座標は
(7)
3点 , , を通る放物線の方程式を とおく。
を通るので、
を通るので、
を通るので、
を代入して、
と を足すと、
を に代入すると、
よって、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4) i) 1個 ii) 0個
(5)
(6)
(7)