問題は2つあります。 1つ目は、$45^2$ を計算し、それを利用して方程式 $x^2 - 2\sqrt{2}x - 2023 = 0$ を解く問題です。 2つ目は、2つのサイコロA, Bを同時に投げ、出た目の数をそれぞれ a, b とするとき、$\frac{b}{a}$ が整数となる確率を求める問題です。

代数学二次方程式確率計算
2025/8/2

1. 問題の内容

問題は2つあります。
1つ目は、45245^2 を計算し、それを利用して方程式 x222x2023=0x^2 - 2\sqrt{2}x - 2023 = 0 を解く問題です。
2つ目は、2つのサイコロA, Bを同時に投げ、出た目の数をそれぞれ a, b とするとき、ba\frac{b}{a} が整数となる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

**問題1: 45245^2 の計算と方程式の解**
* **ステップ1:** 45245^2 を計算します。
452=45×45=202545^2 = 45 \times 45 = 2025
* **ステップ2:** 与えられた方程式 x222x2023=0x^2 - 2\sqrt{2}x - 2023 = 0 を変形し、452=202545^2 = 2025 を利用できる形にします。
x222x2023=x222x+222023=(x2)22025=0x^2 - 2\sqrt{2}x - 2023 = x^2 - 2\sqrt{2}x + 2 - 2 - 2023 = (x - \sqrt{2})^2 - 2025 = 0
* **ステップ3:** (x2)2=2025(x - \sqrt{2})^2 = 2025 を解きます。
(x2)2=452(x - \sqrt{2})^2 = 45^2 より、 x2=±45x - \sqrt{2} = \pm 45
* **ステップ4:** xx を求めます。
x=2±45x = \sqrt{2} \pm 45
**問題2: ba\frac{b}{a} が整数となる確率**
* **ステップ1:** サイコロ A, B の目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りです。
* **ステップ2:** ba\frac{b}{a} が整数となる場合を考えます。
a=1a = 1 のとき、b=1,2,3,4,5,6b = 1, 2, 3, 4, 5, 6 (6通り)
a=2a = 2 のとき、b=2,4,6b = 2, 4, 6 (3通り)
a=3a = 3 のとき、b=3,6b = 3, 6 (2通り)
a=4a = 4 のとき、b=4b = 4 (1通り)
a=5a = 5 のとき、b=5b = 5 (1通り)
a=6a = 6 のとき、b=6b = 6 (1通り)
* **ステップ3:** ba\frac{b}{a} が整数となる場合の数を合計します。
6+3+2+1+1+1=146 + 3 + 2 + 1 + 1 + 1 = 14 通り
* **ステップ4:** 確率を計算します。
確率は 1436=718\frac{14}{36} = \frac{7}{18}

3. 最終的な答え

問題1の答え: x=2+45x = \sqrt{2} + 45, x=245x = \sqrt{2} - 45
問題2の答え: 718\frac{7}{18}

「代数学」の関連問題

問題は、$2^n$ が202桁のとき、 $10^{201} \le 2^n < 10^{202}$ が成り立つことから、$n$ を求める問題です。さらに、$2^{671}$ の最高位の数を求める問題で...

指数対数桁数常用対数最高位の数
2025/8/2

与えられた対称行列を、適切な直交行列を用いて対角化する問題です。具体的には、 (1) $\begin{pmatrix} 3 & -1 \\ -1 & 3 \end{pmatrix}$ (2) $\be...

線形代数行列の対角化固有値固有ベクトル直交行列
2025/8/2

ある中学校の2年生で数学のテストを行ったところ、男子の平均点は74点、女子の平均点は69.5点、学年全体の平均点は71.6点でした。また、このテストを受けた男子の生徒数は、女子の生徒数より8人少なかっ...

連立方程式平均文章問題
2025/8/2

与えられた連立方程式を解いて、$x$ と $y$ の値を求めます。連立方程式は次の通りです。 $x = y - 6$ $74x + 69.57 = 71.6(x+y)$

連立方程式代入法一次方程式
2025/8/2

与えられた対称行列を、適切な直交行列を用いて対角化する問題です。具体的には、以下の二つの行列について、対角化を行う直交行列を求めます。 (1) $\begin{pmatrix} 3 & -1 \\ -...

線形代数行列対角化固有値固有ベクトル直交行列
2025/8/2

与えられた式 $25x^2 - (x+2y+3z)^2$ を因数分解しなさい。

因数分解式の展開
2025/8/2

与えられた式 $25x^2 - (x+2y+3z)^2$ を展開し、整理せよ。

式の展開多項式因数分解代数
2025/8/2

次の2つの対称行列を、適切な直交行列を用いて対角化します。 (1) $\begin{pmatrix} 3 & -1 \\ -1 & 3 \end{pmatrix}$ (2) $\begin{pmatr...

線形代数行列の対角化直交行列固有値固有ベクトル
2025/8/2

$x$ についての2次方程式 $x^2 + ax + a + 1 = 0$ の2つの解の差が $1$ となる定数 $a$ の値をすべて求める。

二次方程式解と係数の関係解の差方程式の解
2025/8/2

(1) クラメルの公式を用いて、連立一次方程式 $ \begin{cases} 7x + 3y - 7z = 0 \\ -3x - y + 4z = 1 \\ -x - 2y + 6z = 0 \en...

線形代数連立一次方程式クラメルの公式逆行列余因子行列式
2025/8/2