$x$ についての2次方程式 $x^2 + ax + a + 1 = 0$ の2つの解の差が $1$ となる定数 $a$ の値をすべて求める。

代数学二次方程式解と係数の関係解の差方程式の解
2025/8/2

1. 問題の内容

xx についての2次方程式 x2+ax+a+1=0x^2 + ax + a + 1 = 0 の2つの解の差が 11 となる定数 aa の値をすべて求める。

2. 解き方の手順

2次方程式 x2+ax+a+1=0x^2 + ax + a + 1 = 0 の解を α,β\alpha, \beta とする。解と係数の関係より、
α+β=a\alpha + \beta = -a
αβ=a+1\alpha \beta = a + 1
また、解の差が 11 であるから、
αβ=1|\alpha - \beta| = 1
(αβ)2=1(\alpha - \beta)^2 = 1 である。(αβ)2(\alpha - \beta)^2 を展開すると、
α22αβ+β2=1\alpha^2 - 2\alpha\beta + \beta^2 = 1
(α+β)24αβ=1(\alpha + \beta)^2 - 4\alpha\beta = 1
α+β=a\alpha + \beta = -aαβ=a+1\alpha\beta = a + 1 を代入すると、
(a)24(a+1)=1(-a)^2 - 4(a + 1) = 1
a24a4=1a^2 - 4a - 4 = 1
a24a5=0a^2 - 4a - 5 = 0
(a5)(a+1)=0(a - 5)(a + 1) = 0
a=5,1a = 5, -1

3. 最終的な答え

a=5,1a = 5, -1

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