2次方程式 $x^2 + 7ax - 3a^2 + 5 = 0$ が $x = -1$ を解に持つような定数 $a$ の値を求め、そのときの他の解を求める問題です。ただし、$a$の値が複数ある場合は、$a$の小さい順に答える必要があります。

代数学二次方程式解の公式因数分解方程式
2025/7/31

1. 問題の内容

2次方程式 x2+7ax3a2+5=0x^2 + 7ax - 3a^2 + 5 = 0x=1x = -1 を解に持つような定数 aa の値を求め、そのときの他の解を求める問題です。ただし、aaの値が複数ある場合は、aaの小さい順に答える必要があります。

2. 解き方の手順

(1) x=1x = -1 を方程式に代入して、aa の値を求めます。
(1)2+7a(1)3a2+5=0(-1)^2 + 7a(-1) - 3a^2 + 5 = 0
17a3a2+5=01 - 7a - 3a^2 + 5 = 0
3a27a+6=0-3a^2 - 7a + 6 = 0
3a2+7a6=03a^2 + 7a - 6 = 0
(3a2)(a+3)=0(3a - 2)(a + 3) = 0
a=23,3a = \frac{2}{3}, -3
ただし、aa の値は小さい順に答える必要があるので、a=3,23a=-3, \frac{2}{3}となります。
(2) a=3a = -3 のとき、方程式は
x2+7(3)x3(3)2+5=0x^2 + 7(-3)x - 3(-3)^2 + 5 = 0
x221x27+5=0x^2 - 21x - 27 + 5 = 0
x221x22=0x^2 - 21x - 22 = 0
(x22)(x+1)=0(x - 22)(x + 1) = 0
x=22,1x = 22, -1
x=1x = -1 が解なので、他の解は x=22x = 22 です。
a=23a = \frac{2}{3} のとき、方程式は
x2+7(23)x3(23)2+5=0x^2 + 7(\frac{2}{3})x - 3(\frac{2}{3})^2 + 5 = 0
x2+143x3(49)+5=0x^2 + \frac{14}{3}x - 3(\frac{4}{9}) + 5 = 0
x2+143x43+5=0x^2 + \frac{14}{3}x - \frac{4}{3} + 5 = 0
x2+143x+113=0x^2 + \frac{14}{3}x + \frac{11}{3} = 0
3x2+14x+11=03x^2 + 14x + 11 = 0
(3x+11)(x+1)=0(3x + 11)(x + 1) = 0
x=113,1x = -\frac{11}{3}, -1
x=1x = -1 が解なので、他の解は x=113x = -\frac{11}{3} です。

3. 最終的な答え

(1) a=3,23a = -3, \frac{2}{3}
(2) a=3a = -3 のとき、他の解は x=22x = 22
a=23a = \frac{2}{3} のとき、他の解は x=113x = -\frac{11}{3}

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